火星探査ローバー"スピリット"

原題:Death of A Mars Rover

番組内容

砂地に車輪を取られて身動きのとれない探査機の運命は?

火星に打ち上げられた2機の探査ローバーの1機「スピリット」が、その最後を迎えようとしている。火星探査ローバー「スピリット」と「オポチュニティ」は、当初ミッション期間として予定されていた90日を大幅に超え、5年以上も火星の山やクレーターの壁面などの計測を行っていた。このまま2機の活躍が続くものと思われたが、その後スピリットは砂地に車輪を取られ、身動きが取れない状態に陥ってしまった。様々な救出策が講じられたがそれらは全て失敗に終わり、スピリットを救う手立てはほとんど残されていないと思われる。ローバーに搭載されている太陽電池は、あまり陽が射さない冬の間は別途充電を行う必要がある。しかし充電装置がある場所まで機体を動かすことができない以上、スピリットはこのまま永遠の眠りにつくしかない。技術者たちは最後の手段を試みているものの残された時間は限られており、NASAもスピリットの救出にはもはや懐疑的だ。