古代エジプトで最も有名な女王、クレオパトラが好んだ香りとはどんな香りだったのだろうか。古代都市フィラデルフィアの地下墓地では、来世への願いが込められた貴重な遺物を発見。トゥムイスでは、発掘された遺構が香料の製造工場なのかどうかを確かめるため、容器の残留物を分析する。さらに、クレオパトラにゆかりのある神殿のレリーフから、当時 香りが果たしていた役割や、クレオパトラと香りの関係に迫る。
古代エジプトで最も偉大なファラオ、ラメセス2世の時代を解き明かす発掘調査と、彼が建てた巨大建造物の謎に迫る。エジプト中部で初めてラメセス2世の石像が出土した。石像の周囲には神殿が眠っているはずだと試掘が始まる。サッカラでは、階段ピラミッドのふもとで、ラメセス朝時代の貴族の霊廟を探して発掘調査が進められる。さらに、ラメセス2世の巨大建造物を訪れ、数々のレリーフから彼の思惑とその背景を読み解く。
ツタンカーメンの王墓が発掘された当時に世界中を賑わした「ツタンカーメンの呪い」の真相に迫る。古代エジプト人にとって身近だったとされる魔術や呪文は、どのような目的で使用されていたのか。「王家の谷」の王墓や、新たに発掘された墓の装飾などから、そのヒントを探る。デイル・エル=バハリでは、一度発見されたものの、現在は所在不明となっているメリトアメン王妃の墓の再発掘調査が行われる。
古代エジプトを象徴する巨大建造物、ピラミッド。エジプト最古のピラミッドと言われる階段ピラミッドの誕生から、わずか100年ほどの間にギザの三大ピラミッドへと発展した。ピラミッドの建造技術が驚くべき速さで進歩したのはなぜか、その背景に迫る。アブシールでは、ネフェルイルカーラー王の玄室を探す発掘調査が進行。別の専門家は、階段ピラミッド近くにある謎の墓の奥深くへ足を踏み入れる。
古代エジプトが古くから金など豊富な資源を輸入してきた、南方のヌビア人の王国。混乱期に入るとエジプトに侵攻し、エジプト史上初のヌビア系ファラオが誕生する。なぜ彼らは100年にわたりエジプトに君臨し続けることができたのか。古代の国境地帯や神殿に残された証拠から、エジプトとヌビアの関係や、彼らが残した功績を探る。また東部砂漠のエメラルド鉱山では、ローマ時代の驚くべき遺物が次々と発見される。
アレクサンドロス大王によるエジプト征服から始まったプトレマイオス朝時代の歴史をひも解く。ギリシャ系マケドニアにルーツを持つプトレマイオス家は、異国であるエジプトをなぜ300年近くも支配し続けることができたのか? 一族が残した神殿のレリーフや遺跡から、エジプト人の支持を得るための彼らの戦略を探っていく。さらに、最終的に王朝の衰退をもたらした、王位をめぐる壮絶な権力争いにも迫る。
エジプトの王族や貴族の墓では、古代から財宝狙いの盗掘が繰り返されてきた。考古学者たちは日々、古代の略奪事件現場を検証する捜査官のように、盗掘者たちの緻密で大胆不敵な犯行を調査している。アブシールにあるピラミッドでは、史上初となるサフラー王の玄室の発掘調査に密着。果たして王の遺体は残されているのか? また、ピラミッドに残された盗掘者の足跡を追いながら、墓の建造作業員と盗掘者の攻防をひも解く。
古代エジプト初期のファラオたちに迫る発掘調査に密着。彼らは点在する集落をどのようにしてまとめあげ、強大な王国を創り上げたのか? 古代都市ヘベヌでは、先王朝時代の墓から当時の死生観を解く手がかりが発見される。現在の首都カイロでは、古王国時代のミイラのCTスキャンによって驚くべき真実が判明。さらに、古代エジプトの起源となる初代ファラオ誕生の歴史と、ピラミッドに至るまでの王墓の変化をたどる。