あるダムが水の流れをせき止めていることで、南アフリカのナイルワニの主要な生息地が壊滅しかかっている。いかだに乗って救済に乗り出したバー教授は、捕獲した数匹の巨大ナイルワニに衛星発信機を取り付ける。これにより、棲みかを失った群れを追うことが初めて可能となり、ナイルワニに興味を抱く者はもちろん、ダムが川や水中の生物に及ぼす影響に関心を持つ人々にとっても見逃せない情報が続々と入ってくる。
バー教授が、世界最大級のサラマンダーを発見する旅に出発。超大物を捕獲するだけでは飽き足らず、サラマンダーの王者の決定戦を行う。候補は、脚が2本でエラ呼吸するサイレン、ヘビのような姿で2本指のアンヒューマ、ヒトと同等の大きさに成長することもあるオオサンショウウオなど。これらの大きさ、サバイバル能力、全身のヌルヌル度をバー教授がランク付けし、王者を決定。大物たちによるヌルヌルの決戦が始まる。
バー教授が挑む相手は、深海ミステリーの真打ちカグラザメ。謎を追いかけて、ホンジュラスの深海、ピュジェット湾、ハワイの海へと乗り込んでいく。普通は深海にいるカグラザメだが、浅いところで発見されることがある。これは一体どうしたわけなのか?それを解き明かすことが、今回の調査の最終目標である。バー教授の夢は、カグラザメに限界まで近づき、できれば一緒に泳ぐこと。果たして彼は夢を叶えることができるだろうか?
世界中の危険な動物たちに大接近して研究してきた爬虫類学者のバー教授。今回は家畜のブタが野生化して侵入被害を出している現場に急ぐ。家畜の血が流れているはずなのに、野生化したブタは非常に危険で有害な動物となっている。バー教授は大騒動になっている野生ブタの被害を解決すべく、彼らの出没先に先回りしようと試みる。しかし賢く順応性のあるブタに油断は禁物だ。おとなしい家畜のブタと違って、野生のブタは鋭い牙を使った強烈な攻撃力を備えているのだ。
全長6メートルのニシキヘビを諦められないバー教授は、数々の危険に対する対策を講じたうえで、前回の洞窟に再挑戦。1年前、太ももをニシキヘビに咬まれた洞窟を更に進み、今までに遭遇した中で最大級のヘビを新しい技術で捕獲する。さらに、2000万匹のコウモリが棲んでいるというテキサス州のブラッケン洞窟も訪問。コウモリたちは、大量の二酸化炭素とフンでブラッケン洞窟内を満たしていた。
オーストラリアは世界屈指の有毒動物の生息地だ。身の回りに有毒動物が生息する比率は世界一高い。そんなオーストラリアの実態を調査すべく、バー教授は地元の専門家の協力を得て、7種類の猛毒動物を調べる。彼らはどのように攻撃し、その毒はどのように威力を発揮するのか。そして教授は7つの猛毒動物を、毒、性質、接触頻度、犠牲者数という4つのカテゴリーでランク付けしてみる。オーストラリア大陸一の猛毒動物に選ばれるのは一体どの動物だろうか?