メカニックのティムとファズはクラシックカー、フォード・シエラRSコスワースの救出に呼ばれる。持ち主の兄弟が事故に巻き込まれて以来、ガレージでさび付いていた車だ。時間との闘いのなか、彼らはオーバーホールを実施。コスワース製エンジンの代替品を搭載することも試みる。任務を完遂し、持ち主に車を返却するまでの期間は3週間。果たして道路を走る車を届けることができるのか?それとも鉄クズを届けることになるのか?
ティムとファズは、ビートルを修復するためにサウサンプトンに向かう。車は原形をとどめてはいるものの、大規模な修理が必要と判明。ひどくさび付き、多数のパネルを交換しなければならなかった。更に、ヘッドライトとレトロなバンパーを施し、新しい姿に仕立てることに。ところが、細部においてティムとファズの意見が衝突。車を再生すべくグラフィックアーティストが呼ばれ、斬新な塗装を再現しようとするのだが…。
今回の依頼は放火により無残に破損したジープ!ティムとファズは、ジープを復元し、放火のトラウマを抱える持ち主の傷ついた心をいやすべく招集される。状態が非常に悪く、新しいパーツが大量に必要だった。しかしティムは劣化したパネルには手を付けず、ジープの歴史を保つべきだと言い張る。持ち主は全てにおいて完璧を求め、二人はプレッシャーにさらされる。その上、戦争映画の小道具として使用されるという。かなりハードルの高い仕事になりそうだ!
背骨を折る事故に遭ったジェレミーのためにティムとファズが呼ばれる。彼らはジェレミーが所有するフィアット850スパイダーの修復を引き受けることになるが、イギリスでは希少な車種のこの車。スペアパーツは入手困難だった。そこでティムはイタリアへの出張を敢行。車が完成を迎え、ティムとファズはジェレミーを高級ホテルに誘い、見違えたスポーツカーを披露する。果たしてジェレミーの気を晴らすことはできるのだろうか?
今回はボーンマスを訪れ、フォード・アングリアに取りつかれた重症な一家に出会う。ハッチンス=クラーク家の人々はフォード・アングリアに目が無く、依頼人のジェームズを除く誰もが1台は所有していた。ジェームズのアングリアはパーツが欠如しており廃車状態。ティムとファズはこの哀れな車の修復に挑む。3週間後、ファズの理想通りに仕上がりアングリアにほれ込んでしまう。持ち主に返す名残惜しい時が訪れる。
スティーブは健康問題を抱え、夢だった1976年製ローバーP6の修復を先送りにする。しかし妻のマリアが内緒でティムとファズを呼び、車に再び息を吹き込もうとする。ティムとファズはローバーを見て、重労働にはならないだろうと安心する。しかしその見通しは車を分解するまでの間にすぎなかった。彼らは長期間ずさんな修理がされてきたモンスターを解き放ってしまったのだ。疲労困憊の3週間後、スティーブに車が披露される。
ティムとファズは、海軍の元ダイバーが所有するトライアンフ・スタッグを救出し、彼の笑顔を取り戻す任務のためポーツマスへ出発する。ひき逃げに遭った持ち主は、両脚の自由を奪われ、愛車を運転できなくなっていた。以来18年間、車はガレージの中でむしばまれてきた。二人はオーナーが再び愛車を運転できるよう、トランスミッションを交換し、特注のペダルを取り付ける。007ボンドカーの展示場で持ち主が見た車とは?
ティムとファズは、老朽化した1928年製のオースチン12/4を救うべくサフォーク州に向かう。彼らはこの希少な車のパーツを全て交換しなければならないことを、最初から予想していた。ところが、エンジンの修復にティムとファズが頭を悩ます。さらにファズが主張する“古びた姿”の修復案に二人の意見は対立し、ティムは頭を抱える。車を披露する日が訪れ、ティムはこれまで以上に大胆な方法で持ち主に車を返すのだった。
ティムとファズは新たな極秘任務のため、ノーフォーク州に向かう。1950年代に製造されたこの車は長年持ち主の健康問題によって修復が先送りにされてきた。今回はティムとファズが修理し、更に改良を施そうと試みる。二人の計画は、20年を経て初めて持ち主に愛車を走らせてもらおうというものだ。しかし、ファズが塗装を元の色に無理に戻そうと修復計画を変更する。ファズの決断は成功するのだろうか?
元レーサーのトニー・ウェッブが1970年製ロータス・エランを購入したとき、彼には壮大な計画があった。それは引退後に車を修理して運転を楽しむというもの。しかし脊椎に大けがを負い、わずか数年しか運転できない彼のもとにティムとファズが登場。トニーの計画を実現しようと車の修復にとりかかる。ところが、修復過程で問題が発覚。ファズは、車体の色を変更する以外に選択肢はないと判断する。果たしてトニーの意向に沿う仕上がりになるのか?