ドクター・ポールの息子チャールズが、動物病院を手伝うため極寒のミシガンに帰郷するが、ポールにそそのかされ、寒中飛び込みで有名なチャリティーイベント『ポーラー・プランジ』に参加を決意する。しかし、出場を後悔する中、病院には急患の連絡が相次ぐ。ドクター・ブレンダは急病の牛を救うため凍結した悪路を急ぐ。ドクター・ポールはケガをした競走馬の処置に向かう。そして考え直したチャールズは無事、寒中飛び込みを果たす。
ドクター・ポールは、ダイアンと待ちに待った休暇に出発。ドクター・ブレンダは2倍の忙しさだ。足を骨折した犬デーボや、おもちゃを飲み込んでしまった猫ルーベンの治療を行う。一方、ポール夫妻から家と病院の留守を任されたチャールズは、慣れない仕事に我慢の限界。その上、防犯装置の誤動作で警察が駆けつけたり、犬がスカンクにスプレーされたり、おまけに運転中に事故を起こしたりと、悪夢のような出来事が次々と襲いかかる。
ポール動物病院は厳しい冬の間も大忙し。ドクター・ポールは珍しいガチョウやブタの診察の合間に牛の妊娠検査や馬の睾丸摘出をやってのける。そしてそり犬のハスキーには辛い現実が。一方、チャールズには心境の変化が訪れる。独り身の寂しさからグレート・デーンを飼うことを決意するのだ。ドクター・ポールとダイアンを何とか説き伏せ、彼らも納得する運命の1匹を見つけることができるのか。
田園が広がるアメリカ中西部ミシガン州ウエイドマン。名物獣医ドクター・ポールのクリニックは今日も大忙し。長引く寒さの中で、農場の牛たちにも数々の異変が起こり始める。バクテリア感染、胃の捻転、先天性以上の子牛。7匹の子豚の去勢手術にはチャールズが大奮闘。そして、怪我で凶暴になった大型犬ブルーと相棒のディヴが外来を訪れる。やがて、待ちわびたイースターの朝、チャールズは約束通りごちそう作りを始めるが…。
ミシガン州に出産シーズンがやってきた。クリニックには農園からの緊急電話がひっきりなしにかかってくる。新しい命の誕生は、常に死と隣り合わせなのだ。ドクター・ポールは長年の経験と知識をもとに、難病の牛や馬の命を次々と救っていく。一方チャールズは、新しくポール一家にやってきた子犬アテナのトレーニングに大苦戦。助手のアンドレアの的確なアドバイスを取り入れながら、「座れ」や「待て」などの動作を根気よく教えていく。
ドクター・ポールのクリニックは今日も大忙し。長引く寒さの中で、動物たちも気が立っている。体調を崩して大暴れする雄牛や逃げ回る子牛にさすがのポールも手こずってしまう。一方、チャールズは動物の不妊・去勢処置に取り組んでいる団体でボランティアとして野良猫の捕獲に挑戦。ドクター・ブレンダは、ピットブルアビーの首にできた原因不明のしこりに悩まされるが、そこへ愛馬が倒れたという急患の知らせが入り…。
冬が終わったばかりのミシガン中部は100年に1度といわれる豪雨に襲われる。大雨の中、ドクター・ポールは難産の牛を助ける。別の農場では馬の死産が発生。原因は一体何なのか。一方、ドクター・ブレンダは飼い主と犬の悲しい別れに立ち会うことに。そして農場では乳の出なくなった牛にできる限りの処置を施す。降り止まない雨と忙しい日々のせいで病院内は重い空気に。チャールズは気分を盛り上げるある案を思いつく。
厳しい冬が去り春がやってきた。春は動物たちがエネルギッシュになる季節。ドクター・ポールの動物病院にも家畜の出産を助けてほしいという往診の依頼や、活発に行動するあまりヤマアラシと戦って口元に多くのトゲが刺さった飼い犬や、思わず道路に出てスクールバスにひかれたピットブルなど、春の訪れを告げる症例が増える。そしてチャールズは冬に増えた体重を減らすと宣言するが、ジムの女性トレーナーの厳しい指導に音を上げる。
長かった冬も終わりミシガンは春たけなわ。ポール一家はこのシーズン最大のイベントである動物愛護協会の資金集めパーティへ行くことに。しかし、次々に訪れる動物たちの診察でてんてこまい…。ひどい裂傷を負い、傷がなかなか癒えないラブのレミー、耳を食いちぎられたヤギのビリー、去勢が嫌で大暴れする雄牛たち。一方、アーミッシュの農場では大切な乳牛が倒れる。そして、いよいよパーティの日、チャールズは…。
ポール医師とチャールズは、胃捻転の可能性がある牛を診るためクラーク農場へ向かう。しかし問題は胃捻転だけではなかった。牛舎にはひどい臭いが漂っていたのだ。一方、ブレンダ医師は子宮脱に苦しむ母牛を助ける。また、看護師を目指すアシスタントのオリヴィアは大学の課題として、自らの仕事ぶりをビデオに収めて提出することになった。腕に自信のあるチャールズは撮影と監督を申し出る。果たしてビデオの出来栄えは…。
ポール達にとって忍耐力を試されるかのような忙しい夏が訪れた。ある農場では雌牛が次々と妊娠。その傍でチャールズは5キロのマラソン大会に向け体力作りに夢中だ。それでも彼は父ポールと共に農場からの急な往診要請に応じている。クリニックでは駐車場でサンドラ医師が奮闘。まだ胎内に子を宿す可能性のあるヤギの子宮に手を入れて調べる。他にも前立腺と背中の悪い犬、下痢に苦しむ犬、病気の鶏などの来院に的確に対処する。
父の日が間近に迫り、特別な計画を練るチャールズ。しかし、クリニックには原因不明の疾患で元気のないラブのチャブス、飼い主を恋人だと考えているコンゴウインコ、除角に失敗したヤギと次々と動物たちがやってくる。そして牧場でも馬の去勢、牛の双子の死産、めでたい出産と忙しい日々。それでもチャールズは秘密のギフトを買いに出かけ…。
ミシガン州は夏真っ盛り。出産する動物も多く、ポール医師とチャールズ、ブレンダ医師は日々忙しくしている。無事な出産ばかりではないからだ。ポール医師とブレンダ医師は猫や犬、牛の母親の命を救う。今回はポール家のペットたちも登場。ケガをしたアヒルはクリニックへ救急搬送され、緊急手術を受けることに。チャールズの飼い犬アテナも避妊手術のためクリニックにやってくるが、簡単なはずの処置に珍しくポール医師は手間取り、焦りを見せる。
ドクター・ポールと懇意の夫婦が、自動車好きの彼にレースカーを用意しアマチュアのレースに出る機会を作ってくれた。大喜びするドクター・ポール。彼はレースを心待ちにしながら、48時間ものお産に苦しむ馬、獰猛な雌牛の妊娠検査、羽が抜け落ちたオウムの治療などに対応する。懸念された車の整備も間に合い、いよいよレース当日。ところが直前に出血の酷い犬が来院し緊急手術となる。ドクター・ポールはレースに間に合うのか?
いつも通りの往診へ出かけた2人…。ところが牛は森へ逃走!一方、外来にはグルグル回り続ける犬のルーシー、肝臓をやられたヘアレスキャットのソロモン、なぜか大きくならないアリゲーターが次々と訪れまたまた大混乱!そして、昔なじみの牧場を訪れていたドクター・ポールは若い馬ダスティーの事故に遭遇する。チャールズはメカ音痴の両親に代わって古くなったクリニックのコンピュータシステム刷新に取り組むことにするが…。
今年もイザベラ・カウンティー・フェアの季節がやってきた。非公式の獣医としてドクター・ポールは会場内を飛び回り、コンテスト直前に具合が悪くなった動物達を診察し手当てをしていく。一方、ドクター・ブレンダは熱中症のラマやのどを詰まらせたヤギの治療をする。同じ頃、チャールズの友人の動物行動学者ドクター・ジルがドクター・ポールの仕事ぶりから学ぼうとロサンゼルスからやって来て、ポール家に滞在することに。ジルは農場の動物たちの扱いや農場暮らしの現実を知る。