スペイン最大の空港であるアドルフォ・スアレス・マドリード・バラハス空港では、国家警察が違法行為と戦っている。中でもコカインの密輸は深刻だ。車いすの男性はコカイン20キロを所持しており、空港職員の関与が疑われる。麻薬取締官はリュックサックに隠されたコカインも見逃さない。コロンビアからの乗客2名は、互いに面識がないと主張しながら、同じ旅程で、同じスーツケースを持ち、同じコカイン入りの容器を運んでいた。
スペイン最大の空港であるアドルフォ・スアレス・マドリード・バラハス空港では、国家警察が違法行為と戦っている。中でもコカインの密輸は深刻だ。ある女性のスーツケースから、大きな加工肉の塊が2つ見つかった。中には禁制品が隠されている可能性がある。ケニアから来た夫婦は、精神活性作用のあるカートという植物をスーツケースに詰め込んでいた。ボリビアから到着した男性は、いろいろな意味で目立つスニーカーを履いている。
スペイン最大のアドルフォ・スアレス・マドリード・バラハス空港では、警察が違法行為を取り締まろうと奮闘している。中でも深刻なのはコカインの密輸だ。車いすに乗った高齢の女性がコカインを所持している可能性が出てきた。どうやら初めてではないようだ。中南米に向かう男性は、なんと4キロものエクスタシーを所持していた。見たこともないような巧妙な手口でスーツケースに隠されたコカインなど、警察の戦いは終わらない。
空港前の道路に検問を設けた警察。3人組の男が乗る車を止めた。空港に来た目的を訊ねると、「道を間違えただけ」だと言う。ところが、犯罪歴を問いただしたところ、なんと3人ともに窃盗の前科があった。果たして3人は本当に道を間違えただけなのだろうか。ベネズエラからビジネスクラスに乗ってきた男。こざっぱりとした身なりをしていて、とても麻薬の運び屋には見えない。しかし、麻薬取締官はかすかな違和感を覚えていた。
コロンビアの麻薬取締官だという男性が不審な土産物を持っていた。特別待遇を要求したり、検査に口を出したりする男性。果たして所持品から違法薬物は見つかるだろうか。また、大量のコカインを隠し持っていた乗客は、なんとコカインの購入から自身で行ったと言う。コカインの詰まったベストをカバンに入れていた男性。身につけるはずのベストをなぜ手荷物として持ち込んだのか。違法行為の取り締まりに奮闘する国家警察に迫る。
スペイン最大のアドルフォ・スアレス・マドリード・バラハス空港では、警察が違法行為を取り締まろうと日々奮闘している。ある乗客の姿が見当たらない。彼には密輸の疑いがかかっている。イタリア人の男性は、恋人にだまされてコカイン入りのカバンを運んだと言う。コロンビアから来た高齢の男性は、手術のためにスペインに来たと言う。ところが警察は下半身に巻きつけられた袋を発見。隠し場所はそこだけではないかもしれない。
コロンビアから到着した男女2組。到着ゲートで荷物の中身を尋ねられた男性は「大量の本が入っている」と答えたが、本部に連行された途端、「実は薬物だ」と白状した。なぜそうもあっさりと自白したのか?そこには、連れの女性に対する思いが関わっていた。ドバイからやってきた2人組は、不審な行動を取っていたところを拘束された。2人とともに預け荷物を回収にいったところ、スーツケースの1つが濡れていることに気付く。
挙動不審なコロンビア人男性が検査を受けた。手荷物に異常はないが、ズボンの下にサイクリングパンツを履いている。パンツにコカインの袋を縫い込んでいたのだ。しかし手続きに入った麻薬取締官は、男性の具合が悪いことに気付く。体内にも麻薬を隠しているのかもしれない。他の運び屋たちも、スーツケースの背面や持ち手に隠すなど、あの手この手で密輸を試みる。犯罪を水際で防ぎ、容疑者の命も守る警察の空港での奮闘を追う。