ナショナル ジオグラフィック

ジャーナリズム・アメリカ

原題: America Inside Out with Katie Couric
ジャーナリズム・アメリカの写真

番組内容

ニュースキャスターのケイティ・クリックがアメリカ各地へ赴き、昨今議論を呼んでいる問題について、現地取材を基にレポートする。南部連合の記念碑撤去を巡る反応や、国内のイスラム教徒を取り巻く環境、技術の発展による人間関係の希薄化、労働者階級の白人の現状などにスポットを当て、各関係者から話を聞く。人種、宗教、技術、社会的規範といった複雑な問題をひも解くとともに、その裏に隠れた真相に迫る。

■60分x5話

エピソード

「 南軍像の撤去問題 」

2017年8月、米バージニア州シャーロッツビルで、白人至上主義者が反対派と衝突。きっかけは南北戦争の英雄、リー将軍像の撤去だった。全国に650基以上あると言われる南部連合の英雄像や記念碑。事件後、アメリカではこれらを撤去する動きが拡大している。また、南軍の将軍らの名を冠した学校では、校名を変えるところも現れてきた。ケイティ・クリックが南部の州を訪れ、各地の反応や状況を伝える。

「 アメリカに住むイスラム教徒 」

2018年現在、アメリカに住むイスラム教徒の人口は300万人以上。彼らを取り巻く環境は9.11で一変した。イスラム恐怖症が蔓延し、ヘイトクライムが急増。そんな中、地域に受け入れてもらおうとモスクの導師らは奮闘している。近年では、起業家やオリンピック代表、ヒップホップ歌手など、若いイスラム女性の活躍も目立ってきた。ケイティ・クリックが、ヘイトクライムの遺族や、モスクの導師、新世代のイスラム女性たちの生の声を聞く。

「 テクノロジー依存症 」

近年、目覚ましい進歩を遂げているテクノロジー。便利になる一方で、依存症や人間関係の希薄化などの弊害も報告されている。自身もスマホ依存症だと認めるケイティ・クリックが、アメリカ初のネット依存症更生施設を訪れる。また、AI搭載型のセックスロボット会社や、従業員がマイクロチップを埋め込まれている自販機会社、携帯電話やネットの使用が禁止されている村などへの取材を通して、それぞれの実態や今後の課題を探る。

「 女性たちの革命 」

ハリウッドでのセクハラ問題を機に広がった#MeTooをはじめ、アメリカ各地でさまざまな女性運動が展開を見せている。しかし、職場での性差別や賃金格差問題は、いまだ解決に至っていない。社会心理学者のバナージは"無意識の偏見"が関連していると解説する。ケイティ・クリックが女性ならではの視点で、ハリウッドのトップ俳優やシリコンバレーで働く女性たち、家事労働者同盟のディレクターらに話を聞き、その実情に迫る。

「 怒りの時代 」

今、若者は怒りを抱えて生きている。差別的な言葉の排除、いわゆる"ポリティカル・コレクトネス"を盾に、気に入らない講演者を追い返す大学生たち。有色人種が登場するアニメや児童書に対しては、その描写を人種差別だと非難し、一流ファッションを"文化の盗用"だと責め立てる。憎悪を呼ぶことなく、言論の自由は守れるのか?他者の文化を享受しつつ、敬意を表せるのか?怒りの実態を探るとともに、その声に耳を傾ける人々を追う。

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