冥王星探査機ニューホライズンズの軌跡

原題:Pluto Encounter

番組内容

2006年1月に打ち上げられた無人探査機ニューホライズンズは、電力を保持し、地上からの監視に必要なリソースを最小限に抑えるため、旅程の約3分の2に相当する1873日間を休眠状態で過ごしていた。小型のグランドピアノと同じくらいの大きさである探査機ニューホライズンズは大きな任務に立ち向かうこととなる。

任務は、冥王星の探査である。2015年1月、冥王星から約2億6000万キロ離れた地点から観測を開始。楕円軌道を描いて周回する冥王星に2015年7月14日に最接近し、近接探査を行う予定となっている。 今回の探査で、冥王星の地形と、最大の衛星カロンに関するデータを収集する予定で、成功すれば、地球からの観測が難しい不鮮明な冥王星の表面の様子を詳細に観測できるという。公転周期247.7年、直径約2300キロの冥王星は、地球の衛星である月より小さく、質量は地球の約500分の1しかない。もし今回の探査機の調査で、冥王星の正確な直径が判明して月を超える大きさであれば、惑星への「格上げ」を検討する議論が再発すると予想されている。

■[字] 60分