カナダのユーコン準州で獣医師として働くミシェル・オークリーの奮闘記。ユーコンに春が来て、動物たちは出産ラッシュだ。ミシェルは緊急呼び出しを受け、難産に苦しむヘレフォードのもとに駆けつける。ミシェルたちの奮闘で何とか出産を終えたものの、母ウシは育児を放棄ぎみで心配が絶えない。一方、動物病院には5匹の赤ちゃんをおなかに抱え、自然出産が難しいフレンチブルドッグが運び込まれる。果たして無事に産まれるのか?
カナダのユーコン準州で獣医師として働くミシェル・オークリー。長女シエラの高校卒業を週末に控え、いつになく感傷的なミシェルだったが、彼女の助けを待つ動物の列が途切れることはない。経験豊富なミシェルも、100キロを超えるヤクの去勢は初めて。同じく巨体を誇るジャコウウシの診察では、思わぬトラブルに見舞われる。さらに深夜、タールまみれのイヌワシが運び込まれる。家族総出で懸命の救護に当たるが、果たして?
カナダのユーコン準州で獣医師として働くミシェル・オークリー。ミシェルが診察する動物は小型のペットだけでなく、ウマやアルパカなど大型の家畜も含まれる。大きな体格ゆえに機嫌のよい時でも扱いは難しいが、ケガや病気となれば動物たちの機嫌は最悪。しかも診察に協力的な患者は少ない。動物たちのもがく脚などを避けながら、診療しないといけない。よけ方がうまくないと、人間のほうがケガをすることもあるのだ。
今回、獣医師ミシェル・オークリーは、娘のウィローを連れ、生命の誕生に沸く春のアラスカを訪れる。二人を待っていたのは様々な問題を抱えた幼いヘラジカたち。ミシェルは、大自然の洗礼を受けながらも必死に生きようとする新しい命と向き合うことになる。一方、脚を骨折したアメリカアカジカには命の危機が迫っていた。緊急事態にミシェルがとった処置とは? さらに凶暴な動物クズリが登場。獣医師としての腕を試される一幕も。
ユーコン準州に夏が来た。太陽がずっと顔を出し続ける季節であり、獣医師ミシェル・オークリーの勤務時間も必然的に長くなる。ミシェルが家族を伴ってやって来たのはディクソン一家の放牧地帯だ。ウマの駆り集めを手伝いに来たが、広大な荒野を縦横無尽に駆け回っているウマの居場所は、特定が極めて困難だ。そこでミシェルたちが使うのは小型プロペラ機。上空からの探索を試みる、ユーコンならではのダイナミックな方法だ。
夏真っ盛りのユーコン準州。獣医師ミシェル・オークリーは、アラスカにあるハクトウワシ財団の分院へ。診察が順調に進む中、ヤマアラシの針が刺さったイヌが運び込まれる。さらに野生動物保護センターから緊急要請が入り、胃に大量のガスがたまって衰弱したヘラジカの子の元へ駆けつけるも大苦戦。特製ヘラジカ・ジュースを与えて胃腸の細菌のバランスを整える。傷ついたハクトウワシを保護すべく、長女シエラが頼もしい働きを見せる場面も。
自然あふれるユーコン準州の住民は動物が大好き。イヌやネコはもちろん、さまざまな動物を飼っている。しかし動物たちは単なるペットではなく、人々の暮らしに寄り添うかけがえのない相棒であり、家族の一員だ。獣医師のミシェル・オークリーが診療するのは傷ついた野生動物や家畜だけではない。尿路結石を患ったフェレットやがんの疑いのあるイヌなど、隣人たちの大切な存在を守るためにミシェルは今日も奮闘する。
今回、アラスカへ向かった獣医師のミシェル・オークリーは、様々な動物に手腕を試されることになる。巨大なヤクを去勢しようと眠らせるが、麻酔が効きにくく処置中に目覚めてしまう。カナダオオヤマネコの診察では、麻酔用の吹き矢で狙うも思わぬ邪魔が。車の給油に立ち寄ったロッジでは、足をケガした毛のないネコに遭遇。緊急手術を行うことに。さらに事故に遭った子イヌを再診。果たして、負傷した前脚の感覚は戻るのか。