ロシア侵攻を計画したヒトラーは、総統大本営として巨大かつ厳重に保護された掩蔽壕の複合施設、狼の巣の建設を命じた。しかしその後、戦況は彼の意図を裏切っていった。
ドイツの再起とともにヒトラーは世界征服の計画を立てる。そして戦艦を新生ドイツ第三帝国の究極の象徴と考え、より巨大で、より強力な戦艦を2隻建造するように命じた。
1920年代にヒトラーを護衛する小さな組織として発足した親衛隊は、ハインリヒ・ヒムラーの指揮のもと各権力を掌握。史上最も残虐な施設、強制収容所の建設にも関与した。
連合軍の空爆に対する報復として、ヒトラーは前代未聞の兵器の開発を命じる。これは第三帝国における最も大規模なプロジェクトのひとつ、報復兵器V1号の開発物語だ。
全長600km。ジークフリート線は戦争史に類を見ない壮大な防衛施設だ。それを築いた人々と、守ることに命を賭けた人々。そしてそれを破るために戦った人々の物語である。
1944年アメリカが日本への攻勢を強めると、日本軍は背水の陣を敷いた。衝撃的な神風特別攻撃隊の歴史を求め、専門家が日本の洞穴や巨大掩蔽壕、極秘基地などを訪ねる。