ナショナル ジオグラフィック

コラム

第7回
上司にしたい生きものランキング

第3位 アフリカゾウ

驚愕!戦慄!野生動物の決定的瞬間5』より

どうもココリコ田中です。またまたナショジオさんの御厚意によりコラムを書かせていただけるという事で、今回からは今までと違い、あるテーマに基づいたランキングをベスト3方式で発表していきたいと思います。(勿論、生きもの限定です!)

記念すべき第1回目のテーマは「上司にしたい生きものランキング」です。数多くいる生きものの中からベスト3を選ぶのは非常に難しいのですが、私なりのベスト3を発表させて頂きます。

第3位はズバリ、「アフリカゾウ」です。
理由はまず何といってもあの存在感!!もうそこに居てくれるだけで部下として守られてる気がします。あの大きな耳でじっくり話を聞いてくれそうですし、実際にリーダーが水飲み場まで群れを率いて行く様に、会社でも部のみんなを成功という名の水飲み場まで、引っ張って行ってくれそうな気がします。

但し、怒らせると村一個丸ごと壊す力を持っているので、特に発情期にあるオスの上司には気を付けなければなりません。

第2位 オグロヌー

『生きもの地球大紀行』より

続いて第2位は、「オグロヌー」です。
やはり会社というのは一つのチームです。集団です。群れです。そして群れといえばヌーです。上司のヌーから集団での動き方を学んでみたいです。

皆が足並みを揃え、同じ方向を目指すからこそ得られる成功があります。逆に単独行動は大きなミス、即ち死を意味します。ヌー上司から川の渡り方ならぬ世の中、そして会社の渡り方を教えていただきたいです。勿論、急にワニが襲って来た時にどうしたらいいのかも含めてです。

第1位 シーラカンス

『古代魚シーラカンスの再来』より

そして、栄えある第1位は「シーラカンス」です。
もう「生きた化石」ですから、キャリアが違います。この方、ありとあらゆる経験をされてます。どんな事態にも冷静に対処し、的確なアドバイスをしてくれると思います。3億5,000万年前から今と変わらぬ姿で生きてる訳ですから、もう生きものとしてスケールが違います。

一度でいいからお酒を飲みながら、シーラカンス上司のお話を聞いてみたいです。お酒は勿論、年代物のウイスキー、いや「ウヰスキー」。お店はほとんど光が差し込まない暗がりのバーがいいですね。地下200階とかにあるお店を紹介出来れば、シーラカンス上司はとても喜んでくれると思います。

深い海という危険な環境でのシーラカンス探索では、ダイバーは宇宙飛行士並みの特殊な装備を使用します。

『古代魚シーラカンスの再来』より