春になると、スネーク・ハンドラーのサイモン・キースとナディン・キースは忙しくなる。獲物を求めてヘビが街中に出没するからだ。彼らの使命は、街に現れるありとあらゆるヘビを捕獲し、自然に帰してやること。さっそくダイビングクラブから電話が入り駆けつけると、シンリンコブラを発見。その後も依頼は次々と舞い込み、凶暴なドクハキコブラや猛毒を持つブラックマンバなど、様々な毒ヘビが2人の前に立ちはだかる。
ある家のガレージでブラックマンバを捕獲したサイモンは、そのヘビから毒を採取するためヨハネスブルクに旅立つ。ブラックマンバの"毒搾り"はサイモンにとっても初めての経験だ。果たしてうまくいくだろうか? 残ったナディンは、助っ人のネヴィルとともにスネークハントへ。そこでネヴィルは、ドクハキコブラに毒を吹きかけられ、失明の危機に陥る。ネヴィルの目は大丈夫なのか? そして無事、ヘビを捕獲することはできるのか?
サイモンとナディンが出会ったのは、キャリア史上最大のブラックマンバ。体長3メートルはあろうかという怪物だ。樹上を逃げ回る巨大ヘビを相手に2人は苦戦を強いられる。続いて遭遇したのは、新しいタトゥーを彫ったばかりのサイモンにとって最悪の相手、ドクハキコブラだ。タトゥーの傷口に毒を吐きかけられたら、命を落としかねない。かつてないほどに死のリスクが高まった状況で、サイモンは無事にヘビを捕まえられるのか?