動物の王国では、捕食者と獲物との間だけでなく、同種間でも決死の戦いが繰り広げられる。自然界はつねに死と隣り合わせであり、思ってもみない所から危険が降りかかる。食料のため、あるいは我が子や血統を守るためなら、動物たちは手段を選ばない。本エピソードではシマウマ、ハイエナ、リカオン、ライオン、バッファロー、カバ、ヒョウ、タスマニアデビル、ペンギン、アリ、タコ、ヘラジカなど、さまざまな動物が命懸けで戦う。
北アメリカに広がるソノラ砂漠。巨大なサソリが小さなネズミに襲いかかった。尻尾の毒針で神経毒を注入。勝負あり、と思いきや、一体どういうわけかネズミはぴんぴんしている。そして、今まで弱々しかったネズミが、獰猛な捕食者の顔を見せはじめた。アメリカ西部の荒野では野生馬のオス同士がメスをめぐって"銃撃戦"に突入。一方が"早撃ち"を見せれば、もう一方は"両撃ち"で応酬する。今回も動物たちの戦いに迫る。
動物の王国では至るところで戦いが繰り広げられている。世界屈指の自然ドキュメンタリー作家が撮影した驚くべき映像の数々と共に、CGI技術で動物たちの戦いの様子に迫る。生き抜くため、そして血筋を残すために用いられる戦略、技術、武器とは? 今回は、ライオン、カバ、バイソン、オオカミ、クロコダイル、ピューマ、ナマケモノ、キリン、ヒグマ、インパラ、タコ、ウツボ、クワガタムシ、マングース、リカオンが登場する。
縄張りや血筋、生き残りをかけて繰り広げられる仲間同士の熾烈な戦いや、天敵から逃れるための驚くべき脱出技などを、世界中から選りすぐりの映像で紹介。幼い頃から血統争いに備えるオーストラリアのアカカンガルー。縄張りを争うライオン。外敵の攻撃から逃れるための驚くべき技を持ったクモ。巣穴を巡りデスマッチを繰り広げるマゼランペンギン。大きなハンターから小さな昆虫まで、野生の王国は日々壮絶な戦いに満ちている。
「母は強し」。この言葉は人間だけでなく動物にも当てはまる。コククジラの親子がシャチの群れに襲われた。シャチが取った作戦は親子を分断し子どもを上から押さえつけて窒息させようというもの。我が子の絶体絶命のピンチに、母クジラが取った意外な行動とは?アフリカでは、水を飲んでいたアフリカゾウの子どもがナイルワニに襲われた。あまりのことに呆気に取られた母親ゾウだったが、やがて強烈な母性本能を発揮する。
ルワンダの森に暮らすゴリラの群れには、近隣のオスが侵入することもあれば、子連れのメスが押しかけることもある。部外者が受け入れられるはずもなく、争いは避けられない。ハイエナは宿敵のライオンと獲物をかけて激突。都市部では食料を求めるネズミがネコと遭遇する。交尾権を得るため、我が子や縄張りを守るため、獲物を得るためなど、動物たちが命懸けで戦う理由はさまざまだ。決定的な瞬間をとらえた映像を見逃すな。
野生動物たちは日々命がけの攻防に身を投じている。野生での戦いにおいては、体が大きいものが勝つとは限らない。ダビデはゴリアテを打ち負かすのだ。自分よりも大型の獲物を集団で襲うリカオン。ハンターの襲撃に、身を呈して我が子を守る母イボイノシシ。戦いの訓練に励むオスのビクーニャ。弱肉強食を生き抜くために進化してきた生態や行動を分析しながら、野生動物たちが繰り広げる死闘を貴重な映像とともに紹介していく。
弱肉強食の世界を生き抜くには、団結するのもひとつの手段だ。ナマケグマの母親は我が子を守るため、捨て身の覚悟でトラに立ち向かう。ミーアキャットは女王を頂点とする社会を築き、ライバル軍の侵略を一丸となって迎え撃つ。ブチハイエナの群れは、獲物を奪い合うヒョウの傍らで漁夫の利を狙い、ジャングルを行軍するアリたちは、力を合わせて数十倍も大きな獲物に襲いかかる。野生の王国で繰り広げられる戦いに密着していく。