ドバイ空港では新ターミナルの建設工事が大詰めを迎えていた。模擬客を使った運用テストを2日後に控え、プロジェクトの幹部らが現場検査に訪れる。結果は予想外の不合格。テストは延期となり、オープン予定日に間に合わない可能性も出てきた。一方、空港の駐機場ではマーシャラー訓練生たちが、初めて航空機の誘導に挑戦する。指導員から「優秀」と言われていた訓練生は、機長に間違った指示を送り、パニック状態になってしまう。
新コンコース建設プロジェクトはいよいよ大詰めを迎える。この日、プロジェクトチームは工事を中断し、コンコースの標識に問題がないかを確認するための運用テストを行う。しかし、現場で指揮を執るジュマーにトラブルが襲いかかる。そんな中、テストは何とか無事にスタート。243人のボランティアが乗客に扮し、それぞれ決められた搭乗ゲートを目指す。果たして全員が迷わずに、目的のゲートへ辿り着くことができるのだろうか。
世界有数の交通量を誇るドバイ国際空港では、すべてにおいて遅れは許されない。プレッシャーに耐え、厳しいスケジュールをやりくりする空港スタッフは、時に不測の事態に直面する。刻限が迫る中、搭載予定の貨物は行方不明になり、新コンコース建設現場でも大事な資材が見つからない。一方、整備センターではエンジンのオーバーホールが遅れ、現場には焦りの色が…。スタッフは危機を乗り越え、時間厳守の鉄則を守れるだろうか。
今日も空港サービス責任者のメルは機内で迷惑行為に及ぶ乗客の対応に追われている。一方、税関検査官のフマイドは怪しい荷物を持った乗客に目を光らせる。そんな中、グランドハンドラーのナイゼルは到着したばかりの便を次の目的地に送り出すべく、すぐさま準備に着手。あらゆる出発準備を取り仕切るのが彼の仕事だ。ところがコンテナに不具合が発生。どうにも搬出できず時間が過ぎる。果たして飛行機は定刻通り出発できるのか。
巨大なドバイ国際空港が円滑に稼働するために、飛行機の発着には時間厳守が求められる。そんな中、着陸を控えた飛行機が問題を抱えていることが判明。無事に着陸できるかは管制官の指示にかかっている。一方、コンコースではゲートの番号を一斉に変更する大胆な計画が実施される。利用者の混乱を招き、搭乗や乗り換えに遅れが発生すれば、空港の機能が麻痺することは明らかだ。果たして、表示を切り替えることはできるのだろうか。
今回アーティは、既定の時間に遅れて予約した便を逃がしたカップルの対応にあたる。一方ゲートを間違えて乗り継ぎに失敗した一家は、高額の違約金を支払えず空港内に足留めをくっていた。ハリールが航空会社との交渉にあたるが、無事に彼らを出発させることはできるのだろうか。さらに建設中の新コンコースは、王族の視察を一週間後に控えていた。しかし工事は大幅に遅れ、プロジェクト責任者のスザンヌは焦りの色を隠せない。
新コンコースのオープンを目前に1000人以上のボランティアによる運用テストが行われる。ところが道に迷う参加者が続出。果たしてCEOはオープン延期を決断するのか。
32億ドルを投じて建設してきた新コンコースの一部が、ついにオープンする。一方、乗り継ぎカウンターでは、欠航便の乗客を受け入れるためスタッフが準備に追われていた。
空港業務は常にトラブルとの戦いだ。天候だけでなく乗客の荷物や乗継便の遅れも定刻運行を妨げる。それでもスタッフは乗客への配慮を忘れず、遅れを取り戻そうと奔走する。
今日も滑走路の点検や超過手荷物の対応、旅客機のメンテナンスに追われる各部署の担当者たち。そんな中、土産物の金製品を仕入れるべく、悠然と市場へ向かうチームがいた。