シーザーは、2つの家族を助けるために出動する。最初の家族はシンバという名前のひどく攻撃的なローデシアン・リッジバックをどうにかしようと必死になっていた。シンバは、オーナーとの信頼関係の問題から過度に過保護になり、彼の視界に入るもの全てを脅かすような敵意を持ってしまったのだった。もう1つの家族は不安のあまり混乱してしまったミニチュア・シュナウザーのオットーに人質のように見張られている。
シーザーは家族が恐れて隔離したせいで近づく者すべてに噛みつき、マウントするようになってしまった番犬ヘンドリックスのリハビリを行う。ヘンドリックスが警戒心を解き、再び相手を尊重できる犬になるよう教え、同時にオーナーであるジェネシスが恐怖心を捨て、内なるリーダーを再発見するよう手助けをする。
シーザーはチワワのゾーイを飼うことになったプロの社交ダンサー夫婦にヘルプを求められる。今まで使ってきた手法と新たに生み出した手法を組み合わせ、シーザーはゾーイを従順で、落ち着いたハッピーな犬に大変身させ、ダンススタジオで踊るオーナーたちと一緒に過ごせるように取り組む。
シーザーは妻がコーギーに30回も噛まれている、赤ん坊が生まれたばかりの夫婦を助けに行く。犬を預かってみると、妻のエネルギーと過去が負の影響をもたらしていることが分かった。一方でシーザーは、私営のドックパークのオーナー2人も助けに行く。愛犬のジャーマン・スピッツのミックスがパークを厳しく取り締まるせいで、ビジネスが危機に陥っているという。
シーザーはメイヨ家のピットブル、モリーを助けに行く。モリーはドッグパークでの出来事がきっかけで10年間も裏庭に閉じ込められていた。 オーナーがシーザーからリーダーシップの示し方を学んだことで、モリーは群れの後ろに戻れるようになった。次にシーザーは、クレイグとシャノンのキャラハン夫に落ち着き方と自信の持ち方を教え、ジャーマン・シェパードのジェフリーがお漏らしをしないようにする。
シーザーは思春期にさしかかった元気なチョコレート・ラブとゴールデンレトリバーと、パンデミックによってボロボロになる寸前まで追い込まれたそのオーナーを助けるために出かける。そしてオーナーが群れのリーダーとしてリーダーシップを握り、犬たちから必要な尊敬を得るための独自の方法を考え出す。
シーザーは悲しみに暮れる夫婦のために不安を抱えるシャーペイを助けに行く。群れのリーダーを亡くして喪失感を抱えたシャーペイは、自分オーナーに対しても恐怖のあまり暴れ出すのだ。一方、後ろ歩きをするピットブルの家では、事故で足を失ったオーナーが転んでしまう危険性がある。シーザーはどちらの家族にも、自分たちなりの落ち着きと自信を持って前に進む方法を教える。
シーザーは裏庭で小動物を狩って殺すようになった犬を含む大型犬2頭のレッドゾーン案件に呼び出される。2頭はお互いに攻撃し合い、家庭内を混乱させており、シーザーはそのエネルギーに影響を受け外の空気を吸わなければならなくなった。また、シーザーは愛犬のテリアに世界を閉ざされて、リタイヤ後の生活が楽しめなくなった夫婦に出会う。
ラグナヒルズでは4匹の犬の群れがあらゆるものを破壊している。家族全員を落ち着かせるためにはオーナーのシェリーが自分自身の不安を自覚しなければならない。一方ラカニャダでは2人の娘がいるリー一家が、散歩中に群れに道路に引っ張られてしまう。母親のジーナは犬たちと子供たちの安全を守るために、自信を持ってリードすることを学ばなければならない。
シーザーは愛犬のトイプードルとチワワのミックスが、不安になりやすい母親を守ろうとして逆に危険な状況を作り出すため、幼い息子に危険が及ばないか案じている夫婦を助けに行く。 また一方で、離婚家庭の4人家族が飼ったハスキー犬が脱走を繰り返すことで、バラバラになってしまいそうな状況を解決する。
シーザーは脅威がないか監視するのをやめられないドーベルマンのリハビリを行う。オーナー夫婦の2人の子供が犬の近くで遊んでいると、群れの仲間同士で激しいケンカが勃発し、まさに緊急事態になってしまうという。次に、シーザーは、不安症のジンドー・ピットのミックスが、オーナーの引っ越し計画を台無しにしそうなところを助けに行く。
シーザーは、家族を家に閉じ込めている若いブルドッグ、ジャックスを助けに向かう。彼のオーナーのプリシラが恐怖に支配されているため、ジャックスは混乱し攻撃的になっていた。シーザーはふたりの間に境界線をつくり、プリシラが明確に指示することで落ち着ける環境を作る手助けをする。