ナショナル ジオグラフィック

窮地のヒトラー:進撃の連合軍 4

原題: Hitler’s Last Stand 4
窮地のヒトラー:進撃の連合軍 4の写真

番組内容

1944年6月6日、連合国はついにノルマンディーに軍隊を上陸させ、西部戦線を築く。しかし、驚異のDデイ上陸作戦と連合軍の進撃の後、ナチスの忠誠者たちは、第三帝国を守るために、町や拠点、要塞を容赦なく掌握し続けようと決意し、塹壕を掘る。これらは、勝利だけでなく生き残りのために敗北の淵で行われた必死の戦いの物語である。

予告編

■60分×6話

エピソード

「 カランタンを攻略せよ (原題: Killer Causeway) 」

カランタンを攻略せよ (原題: Killer Causeway)の写真

Dデイ翌日、ノルマンディーに上陸した米軍は、ユタ、オマハ両海岸の拠点を結ぶため、独軍占領下のカランタン攻略を目指す。若い指揮官コール中佐率いる第502空挺歩兵連隊、第3大隊は土手道を進攻するも、独軍の猛攻に遭う。さらに妨害工作で通信を断たれ、窮地に陥る。一方、カランタン死守を命じられたフォン・デア・ハイテ少佐の独軍第6降下猟兵連隊は、弾薬が底を突きかける中、最後の抵抗を試みる。

「 バンカー電撃作戦 (原題: Bunker Blitz) 」

バンカー電撃作戦 (原題: Bunker Blitz)の写真

Dデイから4ヶ月が経過し、連合軍は、ついにドイツの西側国境へ到達。さらに東へ進軍するため、米軍4個師団がドイツの最初の主要都市アーヘン攻略を命じられる。しかし、コンクリートで覆われた敵の堅固なバンカーが立ち並ぶ“十字架の丘”に行く手を阻まれる。独軍の激しい反撃が続く中、第18歩兵連隊C中隊を率いる熟練のブラウン大尉は、バンカーを破壊するべく爆薬を抱え自ら敵陣へ乗り込む。

「 第442連隊の死闘 (原題: Suicide Hill) 」

第442連隊の死闘 (原題: Suicide Hill)の写真

Dデイから約5ヶ月後、フランス北東部の山地、ボージュの森で米軍の1個大隊が独軍に包囲され孤立する。救出作戦が難航する中、将校を除くほとんどが日系米国人で構成された第442連隊戦闘団に出撃命令が下った。深い森の中、“失われた大隊”の救出に向かう日系兵たち。だが、独軍山岳猟兵部隊の激しい反撃に遭い、なかなか進めず、さらに食料や弾薬も尽きかける。窮地に追い込まれる中、1人の兵士がある行動に出る。

「 駆逐戦車の急襲 (原題: Panzer Rush) 」

駆逐戦車の急襲 (原題: Panzer Rush)の写真

1944年12月、ベルギー南東部のオットン村が、アントワープ奪還を目指す独軍の奇襲を受ける。米軍第3機甲師団の主力部隊は既に前線に向かい、村に残っているのは肺炎で療養していた中尉と後衛の将兵のみ。少ない戦力で決死の防衛戦を展開する。一方、第517空挺歩兵連隊が二手に分かれオットンに向かうも、独軍第116装甲師団の激しい抵抗に遭う。そんな中、敵陣に迷い込んだ米軍の若き偵察兵が、重要な情報を入手する。

「 ノルトヴィント作戦 (原題: Himmler’s Folly) 」

ノルトヴィント作戦 (原題: Himmler’s Folly)の写真

1945年1月、ヒトラーはフランス、アルザス地方で“ノルトヴィント”作戦を開始。司令官に任命された親衛隊長ヒムラーは、1月30日の政権掌握12周年の記念にヒトラーへ献上するべくストラスブール奪還を目指す。マジノ線のトーチカを攻略した独軍第35装甲擲弾兵連隊は、ストラスブール北東の村アッタンへ進撃。村に到着したばかりの米軍第242歩兵連隊は、地雷を敷設するなど急ごしらえの防御策で決死の抵抗を試みる。

「 ナチス装甲部隊 vs 戦車ハンター (原題: Nazi Tank Hunters) 」

ナチス装甲部隊 vs 戦車ハンター (原題: Nazi Tank Hunters)の写真

1944年10月、独軍占領下のイタリア北部へカナダ軍シーフォース・ハイランダーズ連隊が進攻。雨が降り続く暗闇の中、増水したサビオ川を徒歩で渡河する。橋は破壊され、川は水位が上昇し援軍を呼べないまま、独軍の輸送路である幹線道路を遮断するべく進撃を続ける。対する独軍は装甲部隊で反撃。第9装甲擲弾兵連隊が送り込む自走砲やV号戦車パンターに、カナダ軍の“戦車ハンター”が携行兵器で立ち向かう。

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視聴方法

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