ナショナル ジオグラフィック

エクスプローラー 2

原題: Explorer 2.0 Season 2
エクスプローラー 2の写真

番組内容

エミー賞をはじめ数々の受賞歴があるシリーズ。世界中の自然・科学・文化などの謎を解き明かすべく、ナショジオ特派員たちが各地を訪れ、独占取材を敢行。シーズン2では、ホスト役のフィル・コーガンも自ら火山や砂漠、国境地帯などへ足を運び、体を張って現地の様子を届ける。毎回、想像を超える迫力の映像に触れることで、これまで知り得なかった新たな発見があるはずだ。

フィル・コーガン
ニュージーランド出身のTVパーソナリティー。リアリティ番組シリーズ「アメージング・レース」の司会兼プロデューサー業や、ナショナル ジオグラフィックのニュースを取り扱った番組「ヒューマン・エッジ」に登場するなどマルチに活躍している。

■60分×13話

番組のみどころ

“侍の国・日本” ナショナル ジオグラフィックが訪れる島根県
第6話「日本刀の伝統を守る人々」では世界最高峰の武器とされる、刀の伝統を守る日本の人を訪ねている。鎧をも貫く画期的なデザインの刀身は、約1000年前に誕生した。その強さ、鋭さゆえ所持を許されたのはごく一部の者のみだったという。今回、刀の持つパワーに迫るべく、ナショジオ特派員が日本刀の元となる砂鉄が取れる島根県の川、伝統的な製鉄所、たたら場、日本刀鍛錬場を訪れる。米ドルにして2万5000ドル(日本円にして約270万円)にもなるという、島根県産の鋼鉄でつくられた刀。現在操業しているたたら場は日本で1ヶ所のみであり、日本刀鍛錬場の数も年々激減している。たたら場では、神聖で希少価値の高い玉鋼が出来るまでに密着。その後は日本刀を作り上げる手作業の現場、日本刀鍛錬場の刀工のもとまで向かう。果たして現在200人しかいない刀工が語る、日本刀への思いとは…?

エピソード

「 核の脅威への備え (原題: The Mouth of Hell) 」

核の脅威への備え (原題: The Mouth of Hell)の写真

北朝鮮からの核攻撃にアメリカ人はどう備えるのか。シェルターを購入した家族を取材する。次に、馬のクローンをポロ競技に活用する起業家たちの真の目的に迫る。一方タンザニアでは、辺境の地に住む人々へ電気を届けるため、ライダーたちとソーラー技術企業がタッグを組む様子を紹介。彼らの生活はどう変わるのか?さらに、ニカラグアの活火山の噴火口に降り立ち、煮えたぎる溶岩のそばで調査を行う火山学者たちを追う。

「 人間は冬眠できるのか (原題: Space Race) 」

人間は冬眠できるのか (原題: Space Race)の写真

火星への移住計画が進む一方で、宇宙滞在による人体への影響が問題化している。その解決策の1つが人工冬眠装置だ。果たして人間は冬眠できるのか。続いて、近年急増している地球平面説支持者"フラット・アーサー"たちを取材し、その真意を探る。フィル・コーガンはチリの砂漠にある最先端の天文台を訪れ、宇宙研究の最前線を紹介。さらに、モロッコでは特派員が隕石ハンターに同行し、隕石市場の実態に迫る。

「 伝説の恐竜 ディストロファエウス (原題: Digging Up Dinosaurs) 」

伝説の恐竜 ディストロファエウス (原題: Digging Up Dinosaurs)の写真

世界中の男性の精子数が激減している。人類の存続を脅かす事態だが、その原因と対策を探る。また、国境封鎖が続くパレスチナのガザ地区では、物資が運び込まれる地下の密輸トンネルにカメラが初潜入。危険な地域で活動する闇グループの実態に迫る。さらに、既存の抗生物質が効かないスーパー耐性菌に対抗するべく、土の中に新たな可能性を求める科学者を追う。フィル・コーガンは1億5000万年前の恐竜の化石発掘現場を取材する。

「 危険な国境と風変わりな儀式 (原題: Border Battle) 」

危険な国境と風変わりな儀式 (原題: Border Battle)の写真

かつて絶滅寸前まで減少したイリエワニ。保護活動によりその数は回復し、今では人間を脅かす存在に。ワニと共存するオーストラリアの人々を追う。続いて、政治的理由で不当に国際手配された被害者の証言を基に、国際刑事警察機構が抱える問題を探る。さらに、"ウッド・ワイド・ウェブ"を介して情報や資源を分かち合う木々の交流や、世界で最も危険とされるインドとパキスタンの国境で行われる風変わりな儀式を取材する。

「 キューバの米外交官を襲った謎の音 (原題: The Boiling River) 」

キューバの米外交官を襲った謎の音 (原題: The Boiling River)の写真

キューバ駐在の米外交官が謎の音を聞き健康被害を訴えるという、前代未聞の事態が発生。診察にあたった医師らに話を聞き、その原因を探る。続いて、視聴覚に障害がある人々に映像や音を認識させる最先端の技術を紹介。また、世界で毎年150人以上が命を落とすと言われる雪崩のメカニズムと雪の結晶との意外な因果関係に迫る。フィル・コーガンは地熱研究者と共に、ペルーに流れる伝説の"沸騰する川"を訪れる。

「 日本刀の伝統を守る人々 (原題: In The Eagle's Nest) 」

日本刀の伝統を守る人々 (原題: In The Eagle's Nest)の写真

食料輸入率が高いハワイで、自給率を上げたい島民が始めたのが自給自足ライフ。特派員が漁や狩りの様子を追う。また、世界中の子供たちが苦しむ食物アレルギーに関する驚愕の新事実と、それをめぐる医師たちや悩める親たちの実情に迫る。さらに、世界を魅了する日本刀と、後継者不足に悩む伝統製法を取材。そして、フィル・コーガンはチャネル諸島へ飛び、アメリカの国鳥ハクトウワシの危険な保護活動に密着する。

「 インドの古代武術 カラリパヤット (原題: Ancient Fighting Arts) 」

インドの古代武術 カラリパヤット (原題: Ancient Fighting Arts)の写真

竜巻を命がけで追跡する"ストーム・チェイサー"。最多発国アメリカで、警報システムを確立するための取り組みを追う。一方カンボジアでは、違法な伐採から森林を守る活動家たちに密着。また、高い知能と社会性を持つオルカの新たな能力が明らかに。人間の言葉を模倣するオルカについて取材する。フィル・コーガンはインドに赴き、あらゆる格闘技の母体とされる古代の武術、カラリパヤットの特訓を受ける。

「 ナスカより古い地上絵 (原題: Inside The Bear's Den) 」

ナスカより古い地上絵 (原題: Inside The Bear's Den)の写真

ペルーの世界遺産、ナスカの地上絵。1000年以上前に描かれたと考えられているが、それより古い時代の絵が新たに発見された。地上絵の謎に迫る考古学者らの取り組みを追う。一方オランダでは、世界人口の増加による食料危機の回避策として期待される農業形態を紹介。さらに、世界最強と評判のアイスランド人の力強さと先祖バイキングとの関係を探る。フィル・コーガンは米国メーン州の森で、生物学者らと冬眠中のクマを追跡する。

「 イエローストーンのオオカミ (原題: Yellowstone Wolves) 」

イエローストーンのオオカミ (原題: Yellowstone Wolves)の写真

米国テキサス州の小さな町を襲う、侵略的外来種。町の命綱である湖を守るため、巧みな方法で闘う住民に密着する。果たして侵略を食い止めることはできるのか?続いて、西海岸沖で頻発する船舶との衝突事故からクジラを守るべく最新技術を駆使する海洋生物学者らの活動を追う。さらに、薬物依存症者を食い物にして暴利をむさぼる更生ビジネスや、イエローストーン国立公園に生息する最強の捕食者オオカミの実態に迫る。

「 古代ミイラの心臓病検査 (原題: Swimming With Sharks) 」

古代ミイラの心臓病検査 (原題: Swimming With Sharks)の写真

一度見た顔は決して忘れない、驚異の顔認識力を持つスーパーレコグナイザー。その能力と犯罪捜査での可能性を探る。続いて、世界における死因第一位の心臓病は、本当に現代の病なのか?古代ミイラを調べ、その答えに迫る。また、原発事故から7年後の福島県を訪れ、世界最大規模の除染作業や、復興への取り組みを追う。さらにメキシコの外洋で、ジンベエザメに追跡用タグを取り付けて保護活動を行う海洋生物学者に密着する。

「 カタルーニャの伝統 人間の塔 (原題: Human Towers) 」

カタルーニャの伝統 人間の塔 (原題: Human Towers)の写真

米国モンタナ州の農村で、山から下りてきたハイイログマによる被害が頻発している。法の保護下にあるクマに対し、なすすべがなく不満と怒りを募らせる住民に話を聞く。続いて、連邦法と州法とのギャップにより、現金取引を強いられる大麻ビジネスの現状を追う。また、自然界の希少な青い生物たちの秘密に迫る。フィル・コーガンは、スペインのカタルーニャ地方を訪れ、地元民と共に伝統行事"人間の塔"に挑戦する。

「 ザンビアのライオン保護活動 (原題: Lions of Zambia) 」

ザンビアのライオン保護活動 (原題: Lions of Zambia)の写真

米国オクラホマ州で多発する地震。その原因は人為的なものだった。住民の不安や怒り、葛藤を取材する。続いてエクアドルから、絶滅の危機にあるチョコレートの原料、カカオの木を守る活動を紹介する。さらに、品種改良による犬の健康被害の実態に迫る。また、人種差別に根ざした"環境の不正義"に立ち向かう新星議員の取り組みを追う。フィル・コーガンは、野生生物学者らによるザンビアのライオン保護活動に密着する。

「 南米チムー王国 子供の集団生贄 (原題: Race Car Science) 」

南米チムー王国 子供の集団生贄 (原題: Race Car Science)の写真

南米ペルーで、数百年前に生贄にされたと思われる子供の遺骨が大量に見つかった。子供たちは、なぜ生贄にされたのか?その理由や背景を探る。続いて、アメリカで過熱するDNA検査ブーム。利用者や専門家への取材を通して、その実態に迫る。また、腸内細菌を運動能力の向上に役立てる新たな研究を紹介。フィル・コーガンは高い人気を誇るモータースポーツNASCARの聖地を訪れ、レースの舞台裏に密着する。

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視聴方法

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