ナショナル ジオグラフィック

プレッパーズ ~世界滅亡に備える人々~ 2

原題: Doomsday Preppers 2
プレッパーズ ~世界滅亡に備える人々~ 2の写真

番組内容

世界滅亡を信じてやまない人々の苦悩と知恵
天災、人災、そして宇宙からの脅威を恐れ、異常なほどの方法で備える通常の人々を紹介するシリーズ。強烈な個性を持つ人々が、備品、食料、補給品などを驚くほど蓄えている。そして科学的な視点から、事態が起こる可能性と、実際に起こった時に十分な備えがあるのかを見極める。強烈な個性と信じられないほどの準備計画や設備を持つ人々が毎回3組登場する。彼らは、プレッパーズだ。

■60分×22話

エピソード

「 備えなければ勝利なし (原題: You Can't Let Evil Win) 」

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世界の終焉を恐れ、ライフスタイルを劇的に変えた3家族を紹介。ジョニー・O一家は、テロリストによる原子力発電所への攻撃を恐れ、予備の予備を備えている。ウィルマとゲイリーのブライアント一家は、F5クラスの竜巻に備え、家畜も収容できるノアの箱船を地下に作る。また糖尿病に苦しむ妻と娘のためインシュリンも蓄えている。ロバート・アールとその妻は、グリーンランドの氷床融解を恐れ、テキサスの砂漠地帯で自活を試みる。

「 まともなのは私だ! (原題: Am I Nuts Or Are You?) 」

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今回も3人の一風変わったプレッパーたちが登場。まずはテネシー州に住むミュージシャン、ビッグ・アル。ロシアからの核攻撃に備えて“死の灰”から身を守るための地下避難場所を建設した。続いてミズーリ州に住む15歳のジェイソンは、経済崩壊に伴う無政府状態を危惧して武器や食糧の備蓄にいそしんでいる。そしてユタ州で妻と6人の子供たちと共に暮らす元プロレーサーのブラクストンは、生物テロ攻撃への対策に余念がない。

「 新妻の覚悟 (原題: Bad Times All The Time) 」

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第3話に登場するのは、巨大地震の発生、世界経済の破綻、第三次世界大戦の勃発に備えるプレッパーズたち。インディアナ州に住むブライアンは、いずれニューマドリッド大地震が発生し町が水没することを恐れている。バージニア州の元警察官ジェイは、世界経済の破綻による社会不安を、マサチューセッツ州の不動産業者ブライアンは、第三次世界大戦の勃発を予想。自分や愛する者を守るために彼らが講じるさまざまな対策を紹介する。

「 来たる混乱に備えよ! (原題: You've Got Chaos) 」

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大災害後の混沌とした社会に備える3人の父親たち。その徹底したプレッパーズぶりを紹介する。裕福な栄養学者ボブは大地震に備えて広大な敷地に果樹や野菜を植え、娘に護身術を習わせている。敬虔なユダヤ教徒で地方政治家のジョシュはテロリストの攻撃に備え、ユダヤ教徒用のコーシャ食品を備蓄し、地域の人々に防災対策を指導。元空軍のライアンは世界経済の破たんを恐れ、食用に藻やミミズを育てて家族の栄養源を確保している。

「 自給自足のプレッパーズ (原題: Taking From The Haves) 」

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第5話では金と労力を惜しまず非常事態に備える4人の人々を紹介する。投資家のジョン・エイドリアンは、あらゆるシナリオを想定してセキュリティシステムを強化した要塞のような自宅に住む。ジェフ・ブショーはイエローストーン国立公園の火山が噴火した時に避難するため、飛行機の操縦訓練を受ける。近所同士のアレンとフランコは、食糧危機に備えて魚の養殖と野菜の栽培を融合させた「クアポニクス」の設備を庭に設置している。

「 放射線と家族の絆 (原題: The Time of Reckoning) 」

放射線と家族の絆 (原題: The Time of Reckoning)の写真

テキサス州ヒューストンは、汚い爆弾によって放射線に汚染される。そう信じるトム・ペレズとスティーブ・バナッスは、2家族で協力して生き延びようと考えている。ペレズは200万ドル以上をかけ、ヒューストンから500キロほど離れた砂漠に、“最後の砦”を築き上げた。バナッスは、月に数回ほど家周りの放射線レベルを測定している。ヒューストンで汚い爆弾が爆発したら、防護服を身にまとい、ペレズの砦まで避難するつもりだ。

「 ニューヨークからの脱出 (原題: Escape From New York) 」

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ニューヨークからの避難計画を練る3人のプレッパーを紹介。恐れている事態は違っても、手遅れになる前に都会を離れようという決意は同じだ。ハリケーンを恐れるマーガレット・リンは何キロも歩いて逃げ、原子力発電所のメルトダウンを恐れるブルックリンのキャメロン・ムーアは、ニュージャージー州へ向けてハドソン川を渡り、テロリストの攻撃を恐れるダウンタウンのジェイは、家族と共にハンプトンにある隠れ家へ逃げる。

「 戦いは常にアンフェア (原題: No Such Thing As A Fair Fight) 」

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今回は迫りくる世界の終末に備えて家族と共にプレッパーとしての生き方を貫く2人が登場。電磁パルスの悪影響が起こるのは必至と語るブレントは、10人の子供たちと共に中世の城砦を建設しており、城の後継者選びにも余念がない。デレクは地球の電力網やテクノロジーが太陽フレアによって崩壊する事態を恐れて、家族で経営する遊園地を堅牢な避難施設に改造中だ。パターゴルフコースは狙撃場を兼ねるなど独自の工夫を凝らしている。

「 巨大津波に備えよ (原題: Prepared Not Scared) 」

巨大津波に備えよ (原題: Prepared Not Scared)の写真

第9話に登場するのは、経済破綻による社会不安と巨大津波に備える2人のプレッパーズ。フロリダ州に住むブライアンは、国家経済の崩壊による治安の悪化を懸念し、さまざまな備えを進めている。物々交換用のタバコやサトウキビを栽培するほか、究極の地下シェルターを発注。バージニア州に住むクリスティーンは、東海岸を襲う可能性のある巨大津波に備え、ガレージを倉庫に改造。非常用物資の備蓄と管理に余念がない。

「 求む!プレッパー仲間 (原題: In The Hurt Locker) 」

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家族や仲間と大地震に備えるテネシー州のルーカスは同志を増やしたがっている。彼の近所に、地軸の反転を恐れるケビンが家族とフロリダから転入。土地購入で資金の尽きたケビンは家族から孤立、ルーカスの仲間に入りたいと望む。コロラド州のスネークは世界経済の破綻を予測し、先祖アパッチ族の知恵とナイフを駆使して野山で狩猟採取生活の腕を磨く。そんな彼が最近結婚した妻にサバイバル法を教える。彼らの思いは通じるだろうか…。

「 運命に導かれて (原題: Prepper's Paradise) 」

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第11話では、世界の終わりに備える3人のアメリカ人を紹介する。アマンダとスコットは“あの世からのお告げ”により、彗星が地球に衝突する日に備えてプレッパーズになることを決意した。アイダホ州に住むリンジーとレイは、農業の崩壊に備え、自宅の庭で数百種類もの食用植物を育てている。サイバーテロで電力システムが壊滅することを恐れるジムは、13トントラックを改造して水や燃料、発電設備などを完備した避難用車両を作る。

「 プレッパーの婚活事情 (原題: Solutions Not Problems) 」

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アメリカの経済はいずれ破たんし、現在の生活は立ち行かなくなる。今回紹介する2人のプレッパーはそう信じている。テキサス州で採石場を営むダグは、山で採れる石を最大限に活用して有事に備える。避難施設の守備にも襲撃者の撃退にも、岩は欠かせない。カンザス州に住むジェフは、大陸間弾道ミサイルの発射設備だった建物をシェルターに改築中だ。独身である彼は、将来、自分のシェルターに一緒に住んでくれる伴侶を探している。

「 地の利を生かして生き残れ (原題: Hit The Ground Running) 」

地の利を生かして生き残れ (原題: Hit The Ground Running)の写真

ジョンとケリーは元救急隊員。経済破綻に備えフロリダからバージニアの山間に転居、現金を極力使わない自給自足生活を実践している。2人の最大の備えは「愛」だ。対照的なのが愛犬とキャンピングカーで放浪するブライアン。彼はテロに備え脅威を避けて移動を続けている。飛行機の操縦もできる初老のフランクは、経済破綻に備え地下に埋めるシェルターを自作。妻のエレインと格闘技の訓練にも励む。彼らは何日生き延びられるのか…。

「 我慢は大事 (原題: Pain Is Good) 」

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今回の1人目はクレイグ。アラスカに住んでいることに誇りを持ち、経済崩壊を恐れている。家族を守るため、シェルターをプレッパー仲間のドンに設計してもらい、ボートで160km走らないと行けない森の中に設置している。2人目はデヴィッド。ハワイに住み、津波を恐れるスピリチュアルなプレッパーだ。恋人と共に山頂への避難を計画している。世界の終焉に備えるこの2人のプレッパーの、凄まじい生き方を共に体験しよう。

「 海上の要塞 (原題: A Fortress At Sea) 」

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セント・へレンズ山の近くに住むケヴィン・コイ一家は大噴火への備えに余念がない。家族1人1人が役割を持っており、避難ルートを複数想定して、いざとなれば川を下って避難できるよう準備を進めている。ビル・シンプソンは磁気嵐に伴って発生する電磁パルスに備え、6年の歳月を費やして自力で完璧なバンカーを造った。「その日」が来たら混乱する町を後にして家族と共に海に避難するつもりだ。ビルのバンカーは帆船なのである。

「 サバイバーの血は先祖ゆずり (原題: Let Her RIP) 」

サバイバーの血は先祖ゆずり (原題: Let Her RIP)の写真

第16話に登場するのは、第三次世界大戦、太陽フレア、国家占領に備える3人のプレッパーズ。第三次世界大戦の勃発を案じるフリーダは、先祖から受け継ぐサバイバルの血を信じ、恋人マイクと備えを進めている。巨大太陽フレアによる電力喪失を予想するジョーは、家族と森の奥地で自給自足生活に専念。オレゴン州で家族とレストランを営むマイクは、テロリストによる国家占領を恐れ、家族に協力を求めながら備えに励んでいる。

「 経済崩壊に備えよ! (原題: Gonna Be A Big Bang) 」

経済崩壊に備えよ! (原題: Gonna Be A Big Bang)の写真

第17話では、世界の終わりに備える2組の家族を紹介する。オクラホマ州に住むブラッドとクリスタルの家は備蓄品で溢れていた。そこで2人は備蓄品の保管と避難生活のため、以前から考えていた地下シェルターの購入に踏み切るが、14歳の娘は難色を示す。カンザス州の郊外に住むケビンは、アメリカの経済が崩壊することを恐れ、家族でコスタリカへ移住することを決意する。言葉も環境も違う国で暮らすため、彼らは準備に奮闘する。

「 プレッパーの英才教育 (原題: Whatever It Takes) 」

プレッパーの英才教育 (原題: Whatever It Takes)の写真

アラバマ州に住むジェイソンは、18歳の頃、地元の森で死にかけた経験からプレッパーに目覚めた。太陽嵐による社会の混乱を恐れ、息子のジェイコブと共に森で生きる準備を進めている。アリゾナ州に住むモファット夫妻は、アメリカが経済破たんする日に備え、独自のカリキュラムで7人の子供たちを教育している。マイクとグレイソンは、第三次世界大戦の勃発を恐れ、農場に引っ越した。いずれ自給自足の生活を送るつもりでいる。

「 文明社会が崩壊する! (原題: People Become Animals) 」

文明社会が崩壊する! (原題: People Become Animals)の写真

元海兵隊員アレックスはジャーマンシェパードを訓練し、いかなる困難にも立ち向かえる犬の私設部隊を結成、第三次大戦に備える。夫を亡くし退職したブレンダは、アパラチア山脈東部の森に鳥インフルエンザ大流行を乗り切る避難所を作り、20名の避難民を受け入れる構えだ。元警官のグレースは夫と山頂に要塞のような家を建設、経済破綻に備え、外敵から身を守るため再び武器を手に取る覚悟を決める。彼らは何日生き延びられるのか…?

「 攻撃は最大の防御 (原題: The Gates of Hell) 」

攻撃は最大の防御 (原題: The Gates of Hell)の写真

今回、最初に登場するプレッパーは経済崩壊を恐れるスティーブ。週末に実践さながらの防御訓練を行い、子供たちにも銃を持たせて身を守る術を学ばせている。続いてサウスカロライナ州のコメディアン、デビッド。大地震に備えているが、経済的余裕がないため廃品を再利用して多様な避難用具を手作りしている。そしてライフコーチのスザンヌも経済崩壊を危惧するプレッパーの1人。力強く生き抜くために物々交換によって備えを進める。

「 宇宙からの災害 (原題: Don't Betray The Colony) 」

宇宙からの災害 (原題: Don't Betray The Colony)の写真

ジェフ・マンは、元海兵隊員やプロのサバイバリストらとともに、プレッパーによるコミュニティー「コロニー」を創設。仲たがいしていた息子のコルテンを、次期リーダーとして呼び戻す。トニーは巨大隕石の衝突を案じ、キャンピングカーを地下に埋めて備えを進めている。クリスチャンキャンプ場を運営するシェリーは、カリフォルニアの巨大地震に備えているが、セキュリティーの考え方を巡って仲間の一人と対立する。

「 最後に勝つのは孤独か愛か? (原題: Lone Wolves And Lovers) 」

最後に勝つのは孤独か愛か? (原題: Lone Wolves And Lovers)の写真

ひとくちに「プレッパー」と言ってもスタイルは千差万別。最終回はこれまでのエピソードに登場したプレッパーの中でも、特に強烈な個性を放っていた人たちをピックアップする。世界の危機を1人で乗り越えようとする者もいれば、愛する者と一緒だったり、グループを結成したりする者たちもいる。どこに避難するかも、どう食料を確保するかも、どう敵を撃退するかも実に様々だ。あなたは誰のやり方を参考にしたいと思うだろうか?

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