ナショナル ジオグラフィック

ザ・解体屋:巨大建造物をブッ壊せ

原題: Mega Breakdown
ザ・解体屋:巨大建造物をブッ壊せの写真

番組内容

番組内容の写真
橋からジャンボ機まで、メガ級の解体ショーをとくとご覧あれ!

スタジアム、機関車、ロシアの原子力潜水艦を解体する、地球最大規模のリサイクル・プロジェクトの現場に潜入し、解体に使われる道具や技術を紹介するとともに、建造物を解体し機械を分解する解体の専門家、エンジニア、作業員たちのドラマを覗く。爆発物を使う危険な作業もあれば、原子力の技術者たちに任せる解体もある。引退の時を迎えた巨大な建造物や機械が、新しい姿に生まれ変わる様子を最前列で目撃できる番組だ。

第1話:巨大ブリッジを破壊せよ!
第2話:ボーイング747を破壊せよ!
第3話:スーパー・スタジアムを破壊せよ!
第4話:機関車を破壊せよ!
第5話:原子力潜水艦を破壊せよ!

エピソード

第1話

「 巨大ブリッジを破壊せよ!(Bridge Breakdown) 」

巨大ブリッジを破壊せよ!(Bridge Breakdown)の写真

若い解体チームが歴史的にも有名な橋を取り壊すことになった。2万5千トンの鋼鉄とコンクリート、鉄筋を使って改築するためだ。彼らは限界に挑戦し、さまざまな要素と戦いながら、時間と競争で解体を進める。

第2話

「 ボーイング747を破壊せよ! (747 Breakdown) 」

ボーイング747を破壊せよ! (747 Breakdown)の写真

現役を退いたジャンボジェット機は、スクラップされるか滑走路の端に放置されるのが通常の運命だった。しかしアリゾナ州マラナのエバーグリーン・エアセンターでは、引退した飛行機をリサイクル活用している。毒性の液体を注意深く抜き出し、高価な部品の数々を、着陸装置、操縦装置、エンジン、ポンプなどから外し、最後に機体を切断する。その解体作業をステップごとに紹介していこう。

第3話

「 スーパー・スタジアムを破壊せよ!(Miami Super Stadium) 」

スーパー・スタジアムを破壊せよ!(Miami Super Stadium)の写真

スーパーボウルの会場にもなったマイアミ・オレンジボウルが解体されることになった。チームはたった4ヵ月で巨大なスタジアムを撤去しなくてはならない。5万枚のオレンジ色のシート、9千平方メートル近い芝生、810トンの照明塔なども、リサイクルか売却処分する。解体チームは鉄球や巨大な機械を使って、切ったり叩いたりしながら、歴史的なスタジアムを瓦礫の山にするのだ。時間と闘いながら奮闘する解体チームに密着する。

第4話

「 機関車を破壊せよ! (Train Wreck) 」

機関車を破壊せよ! (Train Wreck)の写真

鉄道はアメリカ産業を支える重要な存在だ。その現場から180トンの機関車2台が引退することとなった。エンジン効率が悪いため、解体ディーラーに送られ、切断されて分解されたのち再利用されるのだ。部品は元のままの状態で再販売され、スチールや銅などの金属部分は溶かして新しい製品へと生まれ変わる。解体ディーラーは何一つ無駄にしない。番組では解体現場に潜入し、死んだ機関車が生き返る一部始終を取材する。

この番組をシェアする

視聴方法

WATCH NAT GEO

地球の今 わたしたちの未来
知り、驚き、感動する世界最高峰のドキュメンタリーをもっと身近に