宇宙に挑む天文家たち

原題:Star Trackers

番組内容

壮大な夢を追う2人に立ちはだかる過酷な試練。謎を解き明かし、歴史に名を刻む日が訪れるのか?

同じ星空の下で、前代未聞の夢を追いかける2人の台湾人天文家がいる。山の頂上に個人天文台を建設したり、地球上で最も荒れ果てた砂漠に世界最大の電波望遠鏡を設置したりと、宇宙の謎を解くという究極の夢に向かって突き進む。彗星捜索を行うコメットハンターである蔡元生(ウィンソン・ツァイ)は、超新星を1つとSOHO彗星を2つも発見した台湾初のアマチュア天文家。新しい彗星を発見するという夢を叶えるために、台湾の最高峰クラスの山に、初の個人天文台を作るという大胆な計画を立てた。ウィンソンの天文台では、主な機材として、26cm反射望遠鏡、ファイバーグラスドーム、コンクリートのプラットフォームを完備する。しかしながら、機関からの寄付や組織の援助を一切受けていないことにより、想像を超える過酷な試練がウィンソンに襲いかかる。そして、追い打ちをかけるように、新たに発生した台風の上陸が、ウィンソンの夢を水没させようと脅かす……。その頃、地球の裏側では、天文学者のチェン博士と彼が率いるチームが、最大規模の電波望遠鏡の設置に取り組んでいた。このアルマ望遠鏡は、66台の独立したアンテナとつながれ、ハッブル宇宙望遠鏡の約10倍という分解能で、かつてない忠実な画像を実現する。チェン博士とチームは、台湾の中心部にある統合センターで、アルマ望遠鏡の中枢となるアンテナからフロントエンド受信機システムに至るまでの組み立てを担当。完成した精密機材は、アルマ望遠鏡の全事業計画と技術的挑戦が行われる、チリの世界で最も標高が高く乾燥した砂漠地帯へと運ばれることになっている。果たして、この2人の天文家は、夢を実現させ、歴史を変えることができるだろうか?