ナショナル ジオグラフィック

プラネット・メカニック

原題: Planet Mechanics: Air Propelled Sandwich & Cow Power
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番組内容

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発明好きで底抜けに明るいエコエンジニアのディックとジェムが、楽しくエコフレンドリーな道具を作っていく『プラネット・メカニック』。

ディックとジェムは、環境問題に関心を持つエンジニア。彼らのミッションは世界の問題を解決すること。地球が抱える最も差し迫った環境問題に工学的な発明や工夫で挑む新シリーズ。2人はそれぞれの経験を生かし、様々な環境問題と戦うべく、個性的で革新的な装置を作り出す。訪れる土地に馴染みながらも、彼らは地球的視点の発想を忘れない。彼らが編み出す工学的な解決策は環境問題との関わり方のヒントを与えてくれる。

飲食店のオーナーや農夫から「環境に配慮した道具を作ってほしい」というオーダーを受け、2人はユニークな発想とエンジニア能力を発揮して、悪戦苦闘しながらも自力で究極の作品を作り上げていきます。彼らの精力的な“想像力”と“創造力”が世界を変える!?

【放送エピソード】
■推進力
■牛の力
■水戦争
■ソーラーパワー
■電気水上タクシー
■波力
■ヘビーメタル・ハウス
■木で走る車

エピソード

#1

「 推進力 (Air Propelled Sandwich) 」

推進力 (Air Propelled Sandwich)の写真

ディックとジェムが持ち前の工学技術で環境問題を解決するシリーズの第1回目。バースのサンドイッチ店が公害を出さない配達方法に悩んでいた。丘の多い街を敏速に移動するには自転車も電気バッテリーも不向きだ。2人は空気動力を思いつき、古いスクーターをリサイクル。ガソリンエンジンを空気圧モーターに、ガソリンタンクを空気圧シリンダに替えた。果たしてこのバイクは空腹のお客にランチを届けることができるだろうか?

#2

「 牛の力 (Cow Power) 」

牛の力 (Cow Power)の写真

ディックとジェムが、イングランド南西部の農場に登場。農業における化石燃料消費の問題に取り組む2人は、巨大な穀物乾燥機に目を留める。そのディーゼルエンジンは、自家用車のまる1年分の燃料を1日で消費してしまう。牛糞肥料を燃料に使うという野心的なプランを思いついたグレート・メカニックたちは、農場主と彼の息子3人の力を借りてバイオガス工場を建設し、肥料から出る天然メタンガスを活用できるようにする。

#3

「 水戦争 (Water War) 」

ディックとジェムは、グレート・メカニックとして活躍中。ハイキング客向けの有名なホステル「ブラック・セイル・ハット」を救うことが今週の2人のミッションだ。もうじき電気供給を絶たれ、閉鎖に追い込まれる心配もある、このホステルの解決策を見つけるために招かれた2人の唯一の味方は、自然がもたらしてくれる風と水だけ。2人は大胆な解決策を思い描きつつ、環境に優しいエネルギーを生み出す装置の建造に取りかかる。

#4

「 ソーラーパワー (Solar Paella (Spain) ) 」

ソーラーパワー (Solar Paella (Spain) )の写真

スペインに旅立ったグレート・メカニックの2人は、太陽エネルギーの活用を試みるという今まででもっとも手ごわい課題に直面する。2人に協力することになったソーラー・パワーの信奉者たちは、伝統的なスペインの牧場を再生可能エネルギーによるエコ・ファームに変身させる計画を持っていた。彼らは極度の熱を克服し、機械的障害をものともせずに、太陽熱と風の力を実用的な機械力へと変える最先端マシンを造り出せるだろうか?

#5

「 電気水上タクシー (Electric Water Taxi) 」

電気水上タクシー (Electric Water Taxi)の写真

ヴェネツィアに赴いたグレート・メカニックの2人が立ち向かう相手は、環境を汚染する運送手段の1つ、モーターボートだ。元オリンピックのセーリング選手であるアルベルトは、エンジンがヴェネツィアを汚していることを説明する。2人は太陽熱で動くボートを造るが、ヴェネツィアの人々がより速い乗り物を好むことを見て取り、電動の高速ボートも造って、ヴェネツィアとその潟の旅に電力を即時導入できることを実証する。

#6

「 波力 (Surf Power) 」

ディックとジェムが、アイルランドの西海岸で波力発電プロジェクトに取り組む。今回は、サーファーのキースとロージーの移動式海小屋のパワーアップをシンプルな資材と限られた時間でおこなう。実地体験とデモンストレーションを経てできあがったのは、巨大な波エネルギーのコンバータ。本体は不要になった数本の下水管で作られており、コンクリートの波止場にボルトで留められている。装置は荒波に耐えられるだろうか?

#7

「 ヘビーメタル・ハウス (Heavy Metal House) 」

ヘビーメタル・ハウス (Heavy Metal House)の写真

メカニックの2人は、リバプール大学の建築学部長であるクローネンバーグ教授に招かれる。教授は、一般人の住宅購入がリバプールとイギリス全体で困難になっていることに対し、何らかの手を打ちたいと考えていた。2人と6名の建築科の学生たちは、金属製コンテナをわずか6日間で居住可能な家へと変身させる。実現可能なアプローチと環境に関する専門知識が、切実な社会問題に1つの現実的な解決策を与えたのだ。

#8

「 木で走る車 (Tree Powered Truck) 」

今回ディックとジェムが助太刀するのは、ロンドンを拠点に活動する緑化団体「ツリーズ・フォー・シティーズ」。彼らは植樹活動のパイオニアであり、2012年までに100万本の植樹を目標に掲げている。ロンドンの中心にあるグループの本拠地に出向いた2人は、彼らの車のうち1台を究極のリサイクル・マシンに変身させる。2人は小型トラックにさまざまな装備を取り付け、不要な木材を燃やしてエンジンを動かせるようにする。

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