12000本以上の再生ペットボトルで造られた船、プラスティキ号での航海ストーリー!
全長18m、12,000本以上の再生ペットボトルで作られた船、プラスティキ号の航海を追う。これは、冒険家デイビッド・デ・ロスチャイルドの環境保全に向けた夢である。
「環境への責任感を持とう」というメッセージを世界に広めようと、デイビッドは環境的にも素材としても、しっかりした再生プラスチックを見つけるために全力を尽くし、やっとの思いで美しいデザインの6人乗り双胴船を造り上げた。そして今年このプラスティキ号はサンフランシスコからシドニーまでの航海に成功。
彼に賛同する乗組員は、ジョー・ロイル船長をはじめ、乗組員のデイビッド・トンプソン、映画制作者のマックス・ジョーダンとバーン・モーエン、そして伝説的なコンティキ号の冒険で有名なトール・ヘイエルダールの孫である、一風変わった冒険家オーラブ・ヘイエルダールといった面々だ。番組は船の制作段階から出航、そして船上での日常生活を映し、危機を乗り越えシドニーに到着するまでに密着。デイビッドは同行したマスコミの報道を通じて、世界中の視聴者に向けてプラスチックゴミの問題を喚起するメッセージを発信する。
デイビッド・デ・ロスチャイルド (David Rothchild)
78年ロンドン生まれ。ロスチャイルド家の子孫。
College of Naturopathic Medicineで自然科学や自然療法を学ぶ。2005年、環境問題改善を目的とするアドベンチャーエコロジーを設立。ダボス会議のメンバーであり、Young Global Leaderの一人とされる。デイビッド・ロスチャイルド氏は世界に名だたる金融財閥の御曹司であると同時に、ナショナルジオグラフィック協会のエマージング探検家でもある。また、自ら創設した非営利団体「アドベンチャー・エコロジー」の活動では、海洋汚染を始め、様々な環境問題の調査や啓蒙活動を行っている。