パキスタンとアフガニスタンの国境近くのタリバン本拠地で行われた軍事作戦を探る
アフガニスタンに駐留するアメリカ軍やNATO軍は過去8年間に渡り、核保有国であるパキスタン内部で勢力争いや混乱をもたらそうとするタリバンやアルカイダに悩まされてきた。アメリカからの圧力に応える形で、パキスタン政府はタリバン討伐の軍事作戦を展開することを発表。それに対しタリバンはパキスタン軍、警察、市民に対し立て続けに攻撃を仕掛けた。その結果、パキスタン政府が核兵器を守りきれるのか、タリバンと戦えるのか、という疑問を投げかけることになった。ナショナル ジオグラフィックは、パキスタンとアフガニスタン国境近くの“タリバニスタン”と呼ばれるタリバン本拠地で行われた軍事作戦に潜入。陸空両方の戦闘の様子を取材した。この戦争に勝つのは誰なのか、オバマ政権にとってベトナム戦争の二の舞となるのか、アフガニスタンに平和をもたらすことができるのか。
