アリゾナ州ノガレスの税関国境警備局の係官が国境を越えようとする密輸犯を阻止した。犯人のピックアップトラックを麻薬犬で調べると、シートベルトの収納スペースから何と27キロ以上、末端価格150万ドルのヘロインが出てきたのだ。この警備局での押収額の最高記録だ。同じころヘリに乗った捜査官たちがソノラン砂漠を横断する不法入国者24名を発見。さらには税関でマリファナを携帯した12歳と14歳の子供が捕まった。
“コヨーテ”と呼ばれる密入国案内人に置き去りにされた不法入国者のグループが、国境警備局に救助を要請してきた。弱りきった彼らを早急に発見しなければ危険だ。税関では係官が煙を吐きながら走る車を止めてみるとガスタンクからマリファナが出てきた。さらには麻薬の入ったパッケージを辛いソースの中に入れて、警察犬の鼻をごまかそうとした密輸犯が逮捕され、またメキシコに34万ドルを持ち込もうとした車を係官が発見した。
メキシコからアメリカの町に直結するトンネルが発見される。内部は温度調節された頑丈な造りでノガレス中心部の倉庫から始まっており、麻薬カルテルが以前より大胆な方法で麻薬を持ち込もうとしていることが分かる。周辺の砂漠では暗闇の中、ヘリチームが大量のマリファナを運ぶグループを追跡。400キロ以上のマリファナを押収した。また潜入捜査官が不法入国者の隠れ家だと思って入った家は豚インフルエンザが蔓延していた。
国境警備局の捜査官が真夜中のパトロールで麻薬カルテルの運び屋を発見した。ところが無線信号が弱いために仲間との連携が取れず、2人の捜査官が窮地に陥る。今回は無人偵察機プレデターも活躍する。高性能カメラを搭載して上空6千メートルを20時間飛ぶことができるのだ。この偵察機が不法入国者らしきグループを発見した。ブラックホークが向かうが、山中なので着陸が難しく、危険な奇襲攻撃を仕掛けねばならなくなる。