ナショナル ジオグラフィック

世界の巨大工場2

原題: Mega Factories 2
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番組内容

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大きさ、速さ、洗練されたデザインで業界のトップを走る製品やブランドを紹介する「世界の巨大工場」の第2弾。

今回登場するのは、ランボルギーニ・ムルシエラゴ、ポルシェGT3、アウディR8、ロールス・ロイス・ファントム、ニューヨーク地下鉄車両R160、そして世界のインテリア市場を席巻するイケアだ。世界を代表する6つのブランドの科学、テクノロジー、製造の舞台裏を探る。

#1 ランボルギーニ(Lamborghini)
#2 ロールス・ロイス ファントム(Rolls Royce)
#3 イケア(IKEA)
#4 アウディ(Audi)
#5 ポルシェ(Porsche)
#6 スーパー地下鉄(Super Subway)

エピソード

「 ランボルギーニ(Lamborghini) 」

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イタリアはボローニャの30キロ北、サンターガタ・ボロニェーゼにはランボルギーニの工場がある。
ブランド最速、350台限定のムルシエラゴSVもここで作られる。1台45万ドルのこの車は、スタートから3.2秒で時速100キロまで加速し、最高速度は時速340キロだ。エンジンからボディ、塗装から組み立てまで、ほぼすべてが手作りで、有名なシザードアの取り付けも手作業だ。全車が特注製なので1日に完成するのは2.7台だ。

「 ロールス・ロイス ファントム(Rolls Royce) 」

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ファントムは1998年にロールス・ロイスがBMWの傘下に入ってから、最初に発表された車だ。
ボディを組み立て、最初のペイントまで終えると、ロールス・ロイス用の施設に送られる。1台の製造時間は平均450時間で基本価格は38万ドルだが、標準装備の長いリストがある。75平方メートルのバイエルン産の皮を使用したイス、木製の装飾などがグッドウッド工場で取り付けられ、カスタムメイド・プログラムに続く。

「 イケア(IKEA) 」

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2009年現在、36ヵ国に296の店舗を持つイケア。個性的なデザインと手頃な値段が特徴で、1年に6億人がイケアの製品を買う。イケアではティースプーンから居間のデザインまで、住居全体を様々なスタイル、色、モデルでデザインし製造して提供する。扱う製品は1万アイテムに及び、54ヵ国で生産されている。ポーランドのズバツィネクには、イケアでは世界最大のウッド製品の工場があり、1年に200万個のテーブル、イス、ソファー、リクライニング・チェアを製造しているし、その近くの工場では、布や皮張りクッションが付いた家具が毎日500個生産される。南スウェーデンでは3つの優秀な工場が主力商品を作っている。アルムフルトでは全製品の試作品が作られ、先進的な大量生産方式の工場で最先端のキッチンが作られる。またクラシカルな本箱はカティルストープで作られ、多くのイケアの家具の素材となる丈夫なボードはフルツフレードで作られる。

「 アウディ(Audi) 」

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ドイツのネッカースウルムにあるアウディR8の工場にカメラが潜入。優勝したR8レースカーをモデルにしたロードカーの製造に密着する。
R8はアウディが持っていたエレガントなセダンのイメージを覆す、ポルシェやランボルギーニのライバルと呼ぶにふさわしいスポーツカーだ。ルマンを制したR8レースカーの流れをくむミッドエンジン、2シーター、爆発的なパワーとスムーズな乗り心地が特徴だ。ここ数十年で同社が開発した新技術の結晶でもあり、超軽量スペースフレーム、ハイテク燃料注入装置などが導入されている。
2007年の発売以来、この車は「アイアンマン」「トランスフォーマー」「CSI:マイアミ」「セブンティーン・アゲイン」など映画やテレビにも数多く使われている。世界中のスポーツカーマニア、カメラマン、自動車業界のジャーナリストらの注目を集める車なのだ。

「 ポルシェ(Porsche) 」

ポルシェ(Porsche)の写真

ポルシェ911の組み立てラインに潜入するとともに、世界に旋風を巻き起こした1964年の発売からの歴史をたどる。
現在のポルシェ911は世界を代表するスポーツカーだ。第1台目から同じ工場で作られており、今では14種類のバリエーションがある。トップスピードが時速300キロの、ポルシェにしては控えめな911カレラから、トップスピード312キロを記録する、街を走るレースカー911GT3まで様々だ。色、スタイル、そして気難しいドライバーでさえ納得するスピードを実現するのは、ドイツのシュトゥットガルトにある究極の工場だ。

「 スーパー地下鉄(Super Subway) 」

スーパー地下鉄(Super Subway)の写真

今回は数百万の乗客を運ぶ鉄道車両の製造現場に潜入する。
地下鉄車両R160はニューヨーク市に導入された最新の車両で、100年以上の歴史を誇る大量輸送機関に21世紀レベルの安全と革新的なテクノロジーをもたらした。液晶スクリーン式の地図や乗客用緊急インターコムが導入されたほか、防音とブレーキのシステムは発電が可能で、第三軌条のレールに電気を戻せる。人間の技術と火と鋼鉄の合作ともいえるボディの外枠は、ブラジルのサンパウロで作られる。
その後1ヵ月の旅をして、最後の組み立て、モーターの取り付け、そして試運転のためにニューヨーク州ホーネルに到着する。組み立てられたR160は約39トンで約39キロの長さのワイヤが使われている。車両の耐久年数は40年で、世界一過酷な都市ニューヨークで、1年に160億人を乗せて走る。

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