我々が生活する都市の下には、秘密の地下世界が広がっている。トルコのミディヤットでは巨大地下都市が発見され、イギリスのロイストンでは秘密結社と関連があると思われる洞窟が発見された。イタリアのオルヴィエートとイランのアバルクーフでは、巨大な地下水路ネットワークが姿を現した。宗教、戦争、厳しい自然環境などから身を守るべく地下に安全を求めた人々。いまだ多くの謎に包まれたままの地下施設の真相を考察していく。
ポーランドの岩塩坑で発見された「結晶の洞窟」は、かつてマイナスのイメージが強かった鉱山を癒しの空間へと転用させ、跡地の可能性を世界に示してくれている。イギリスでは、「バーリントン」というコードネームで呼ばれていた極秘シェルターの機密扱いが解除された。冷戦時代に「おとり」として使われたのか?エジプトと中国では、何千年も前の遺跡が発見され、これまでの定説を覆すこととなるが謎は解明されるのだろうか。
イタリア・ナポリでは、ドラキュラ伝説のモデルとされるヴラド3世が眠るという墓を検証。イスラエルの「手紙の洞窟」では、古代文書や儀式の道具、人骨から、そこに身を潜めた人々の足跡をたどる。マルタでは複雑な構造を持つ巨大地下墳墓を調査し、ケニアではアフリカ最古とされる埋葬跡に迫る。墓や洞窟に残されたさまざまな痕跡を手がかりに、かつてそこに生きた人々の暮らしや信仰を探っていく。
フロリダで発見された謎のトンネル。排水路だった可能性がある一方、禁酒法時代の密造酒業者やギャングにまつわる伝説が残る。イタリアでは、宮殿の下に隠されたヘレニズム時代の地下墳墓を紹介。イランでは、井戸掘りをきっかけに3層構造の巨大地下都市が姿を現す。ローマでは、地下鉄工事によって古代の兵舎と邸宅が発見された。時代も場所も異なる地下空間には、どんな歴史が秘められているのか?
ワシントンで偶然見つかった地下トンネルは、スパイ活動や密造酒との関係が噂されていたが、その正体は意外な人物へとつながっていた。イタリアでは、神話の生き物が描かれた保存状態の良いローマ時代の墓が姿を現し、コロンビアでは広大な地下空間に埋葬地が見つかる。さらにイギリスでは、19世紀初頭に手作業で掘られたウィリアムソンの地下迷宮を再発見。その目的をめぐる謎を追う。
イタリアで発見されたトンネル網はカタコンベや脱出経路と考えられていたが、調査によって意外な役割が明らかになる。ドイツでは1000体を超える人骨が眠る集団墓地が見つかり、ペストの大流行との関連が判明。ロンドンではローマ帝国の権力を象徴するバシリカの礎を発掘。デンマークでは新石器時代の住居跡や謎めいた空間に、農耕生活の痕跡が残されていた。地中に残された痕跡から、かつての都市や社会の姿が浮かび上がる。
ニューヨークでは、ビルの建設中に海岸線の拡張工事で埋められた1770年代の船を発見。イギリスでは38人の集団墓地から、埋葬者がバイキングやデーン人入植者とみられ、聖ブリスの日の虐殺との関係が浮上する。一方、ポーランドではワルシャワ・ゲットー蜂起の際にナチスに抵抗する拠点となった地下室を発掘。さらにコルシカ島では成人を壺に納めた異例の墓が見つかり、その埋葬の背景を探る。
ヨルダンではナバテア王国時代の12体の遺骨を納めた墓が発掘され、王族や司祭の墓だった可能性が浮上する。スコットランドでは17世紀の別荘からコインが出土。グレンコーの虐殺の際に隠されたとみられ、マクドナルド氏族との関係が示される。ペルーではインカ帝国以前の墓を発見し、イギリスでは青銅器時代の丸太の棺に、儀式用の斧とともに有力者が葬られていた。それぞれの発見の裏にはどんな歴史が秘められているのか?
ソウルの地下に巨大空間が見つかった。これは冷戦時代の防空壕か、秘密の諜報施設か、それとも地下鉄建設によるものなのか。ポーランドではアイスクリーム店の跡地から、騎士の姿が刻まれた墓石を発掘。その下には中世の墓が埋もれていた。イギリスではセント・メアリー教会の解体中に、首のないローマ時代の胸像とガラス容器が出土。ロサンゼルスでは約1000万年前のクジラの化石を再調査。現代の都市に埋もれた過去をたどる。
デンマークの地下鉄工事中、記録にない謎のトンネルが姿を現し、政治的動乱や密輸に関わった可能性が浮上する。バージニア州では学生寮の下で、植民地時代の遺物が残る地下室を発見。そこにかつて学校があったことを示す痕跡が見つかる。フィンランドでは地中の剣をきっかけに戦士の墓地を発掘。さらにウェールズでは、城の下に女性が多く埋葬された墓地が眠っていた。各地の地下に残された痕跡はどんな過去を物語るのか?