カルチャー、ビジネス、テクノロジーなどの分野で世界的な地位を確立した韓国。大流行するeスポーツの世界、国技テコンドーの精神、世界に愛されるキムチの魅力、済州島の伝説的な海女たちの秘密に、数学者ハンナ・フライが迫る。財閥が経済界を率いる背景を探り、非武装地帯となっている北朝鮮との国境付近を訪れ、戦争と分断の歴史を経験した韓国が、いかに文化的な大国へと発展を遂げたかを検証する。
数学者ハンナ・フライが世界を旅するシリーズ。今回訪れるのはスペイン。マドリードではフラメンコを体験、バレンシアでは伝統料理のパエリアを堪能。スペインが世界に領土を広げた大航海時代に、コロンブスが旅のスタート地点としたカナリア諸島なども訪れる。公用語が4つも存在し、方言も多彩なスペイン各地を訪ね、伝統を重視する人々の情熱に触れ、アイデンティティーが複雑に交差するこの国の真髄に迫る。
ハンナ・フライが今回訪れるのはギリシャ。西洋文明の礎を築いた偉大な哲学者や数学者たちが活躍した古代ギリシャ時代の英知とも言えるパルテノン神殿、さらにはクレタ島のオリーブ畑、岩山の頂上に建てられた修道院を訪問。古代の優れた航海術に触れ、ギリシャ神話がベースになった「小麦粉戦争」と呼ばれる祭りにも参加し、世界の土台を作った古代文明と現代のギリシャの人々の心のつながりを解き明かしていく。
目を見張るほど美しい自然と古くからの伝統が息づく国、ベトナム。しかし ほんの50年ほど前、この国は戦火の真っ只中にあった。近年、急速に発展するベトナムを訪れたハンナは、ホーチミン市のバイクの大渋滞に圧倒される。戦争経験者が語る平和への思いを聞き、少数民族が暮らす山岳地帯の秘境サパでは伝統の薬草風呂を堪能。国の分断を経て、変化を受け入れながら未来へ向かうベトナムの人たちに共通する家族観とは?
ハンナが母親の故郷アイルランドを訪れ、自らのルーツ、そしてアイルランドらしさとは何かを探求する。東部のパンチェスタウンでは国民的なスポーツとして親しまれる競馬場で賭けを楽しみ、北西部のドニゴール海岸では苦手なサーフィンに挑戦。紛争の傷跡が癒えない北アイルランドへも赴き、長年にわたるイギリスの支配によって分断されたアイルランド島の人々が複雑な歴史とどう向き合い、未来に向かっているかを探る。
荒涼とした島国 アイスランドを訪ねたハンナは、火山活動が活発な半島で噴火の脅威を目の当たりにする。国土が氷河で覆われ、溶岩でできた大地の大半は作物が育たず人も住みにくい状態だが、人々は地熱発電を農業や生活に利用することで困難を乗り越えている。千年ほど前にこの地に入植した人々の子孫が、過酷な環境下で、ほかのヨーロッパ各国とは一線を画す形で独自の文化を発展させてきた姿を紹介する。