イングランド出身の写真家トーマス・ヒートンが、2021年に開通した中国ラオス鉄道で中国とラオスの2ヵ国を巡る旅に出る。鉄道の開通により、昆明やプーアルなど以前から交易で栄えていた沿線の都市に起きた変化を現地の人々との交流を通して探っていく。また、鉄道の保守点検作業にも同行し、全長1035キロ、最高時速160キロの路線で安全な運行がどのようにして現実のものとなっているのかにもスポットを当てる。
トーマスは中国を後にし、ラオスに足を踏み入れる。まず訪れたルアンナムターのとある村では、鉄道の開通により盛んになったエコツーリズムを実際に体験する。次に訪れたルアンパバーンでは、急速に発展する国でチャンスをつかむべく、言語やデジタル技術などの習得に励む若者たちを取材する。また、雨期には豪雨による洪水被害が頻発するラオスでいかにして鉄道の安全を守っているのか、技術者たちの奮闘にも迫る。