ナショナル ジオグラフィック

究極!アニマル・サバイバー in オーストラリア

原題: BUILT TO SURVIVE
究極!アニマル・サバイバー in オーストラリアの写真

放送予定

25.09.18 20:00
 熱帯雨林の住民たち(原題:WET AND WILD RAINFORESTS) [二][新]
25.09.18 20:30
 砂漠への適応(原題:DESERT DWELLERS) [二]
25.09.21 08:00
 熱帯雨林の住民たち(原題:WET AND WILD RAINFORESTS) [二]
25.09.21 08:30
 砂漠への適応(原題:DESERT DWELLERS) [二]

番組内容

オーストラリアの過酷な生息地で暮らす動物たちを三代目の先住民教育者フィル・ブレスリンが紹介する。毎回、視聴者をめったに体験できない貴重な冒険に連れ出し、代表的な3種類の生き物たちをクローズアップ。それぞれの独特な進化とたくましい特徴を楽しく分かりやすく解説する。砂漠、海洋、マングローブ、熱帯雨林、河川など、さまざまな環境を生き抜く究極のサバイバーを求めて、フィルとともに大自然の旅へと出かけよう。

声:かぬか光明

■30分×10話

エピソード

「 熱帯雨林の住民たち(原題:WET AND WILD RAINFORESTS) 」

先住民教育者のフィル・ブレスリンがオーストラリアの熱帯雨林を探検。高温多湿で雨が多い環境を生き抜く動物たちの秘密を探る。生い茂る樹冠の中で、めったに見られないキノボリカンガルーの親子を発見。保護施設での触れ合いを通じて、その意外な性格も知る。オーストラリア最大のヘビであるヤブニシキヘビとの遭遇は迫力満点だ。また森の地面を歩く色鮮やかなヒクイドリは、熱帯雨林にとって庭師のような役割を果たしていた。

「 砂漠への適応(原題:DESERT DWELLERS) 」

今回フィルはチャネル・カントリーの果てしない砂漠地帯を歩き回りながら3種類の動物を探しにいく。まずはオーストラリア最大のトカゲ、ペレンティー。次に俊足を誇る飛べない鳥、エミュー。そして世界最大の有袋類であるアカカンガルーだ。砂漠の暑さと乾燥に耐えるだけでなく、過酷な環境下でも見事に適応しながら生き抜く術とは?その優れた生態を探る。さあ、オーストラリアで暮らすインパクト抜群の動物たちに出会おう。

「 湿地帯の捕食者(原題:WILD WILD WETLANDS) 」

オーストラリアの悪名高い湿地帯に足を踏み入れ、蒸し暑くぬかるんだ環境に適応した生き物たちの生態に迫る。今回紹介するのは淡水域に生息するオーストラリア固有のオーストラリアワニ、バラマンディと呼ばれる巨大な肉食魚、そして世界屈指の危険な大型爬虫類であるイリエワニ。案内役のフィルがこの3種のハンターに大接近を試み、それぞれが進化の過程で身に着けた独自の身体能力や戦略を解き明かし、究極のサバイバーを選ぶ。

「 海岸での生存能力(原題:COASTAL CRITTERS) 」

今回も教育者のフィル・ブレスリンが、オーストラリア東部の砂浜や岩場、干潟を歩き回り、変化に富んだ海岸で最も生存能力に長けたサバイバル動物を探す。まずは、優れた視力と鋭いかぎ爪で上空から魚を捕らえる猛禽、シロハラウミワシに会う。次に奇妙な風貌と世界最強の猛毒を持つ、待ち伏せ型の捕食魚ツノダルマオコゼに大接近。そして浅瀬の環境にカムフラージュし、尾に恐ろしいトゲのある軟骨魚アカエイを紹介する。

「 MUD AND MANGROVES(原題:マングローブの覇者) 」

今回の舞台は海と森が出会う場所、マングローブ。その特殊な泥だらけの環境で繁栄する生き物たちを訪ねる。案内役のフィルは巨大なハサミを備えた気性の荒いノコギリガザミに立ち向かい、シャベルのように尖った頭を持つエイを素手で捕獲すべく奮闘。それぞれに進化してきた体の構造などを解説する。最後は人間に忌み嫌われる蚊の生態をレポートするため体を張ることに。この小さな吸血鬼には知られざる驚きの生存戦略があった。

「 海の支配者(原題:BIG BLUE OCEAN) 」

フィル・ブレスリンが向かうのは、まだまだ謎の多い海。お目当ては、海の生態系の上位に位置する生き物たちだ。最初に出会うのはイタチザメ。魚雷のような流線形の体形と恐ろしい歯を持つ、悪名高いハンターだ。そして、海の巨人、オニイトマキエイも紹介する。今回は群れのそばで、その生態を観察する。最後は、地球上で最大級の大きさを誇るザトウクジラだ。海の中に響き渡る、クジラたちの美しい歌声に耳を傾けてみよう。

「 離島の生き物たち(原題:ISLAND CASTAWAYS) 」

今回フィル・ブレスリンが訪れるのは、オーストラリア本土から離れた島々だ。外界と切り離された島の環境に最もよく適応した生き物を探していく。毎年産卵のために、海を渡り生まれた島に戻るアオウミガメを観察。それから、オーストラリア固有種の野生犬ディンゴに出会い、その生命力の強さに迫る。そして、「死の毒蛇」の名がつくデスアダーにも大接近!優れた擬態能力を持ち、獲物に素早く襲いかかる待ち伏せ型の捕食者だ。

「 サバンナに生きる(原題:SAVANNAH SURVIVORS) 」

オーストラリアのサバンナを探検し、災害の多い環境で生き抜く動物たちを訪ねる。オーストラリア最大級の鳥、オナガイヌワシとは飼育下でじかに触れ合い、風格ある勇ましい姿に圧倒される場面も。恐竜のような見た目とユニークな防衛手段を持つオーストラリアの有名な爬虫類エリマキトカゲも観察。最後は世界で最も危険なヘビの一種コースタルタイパンと対面し、その猛毒が獲物の体に与える恐ろしい作用を実験で目の当たりにする。

「 川への適応(原題:RIVERS OF LIFE) 」

今回フィルはオーストラリアの川を巡り、荒々しく予測できない川の環境で生き延びる最強の生き物を探す。奇妙で愛らしい姿のカモノハシに会い、体の各部に備わった、生存のための優れた機能を観察。ヌルヌルしたオーストラリア・ロングフィンウナギを捕らえ、その珍しい習性や繁殖行動に驚く。最後は川に生息するオオメジロザメを釣り上げる。鋭い嗅覚と強力なあごを持つこのサメは、淡水で育ち成長すると海へ移動して命をつなぐ。

「 森の住民たち(原題:WOODLAND WANDERERS) 」

今回の舞台はオーストラリアの森。森でのサバイバル能力に長けているのは次の3種だ。オオフクロモモンガは恐れ知らずの有袋類で、天然のウィングスーツを持っている。イースタンブラウンスネークはオーストラリアに最も多く生息しているヘビの1種だが、実は毒液の毒性が極めて高い。オーストラリアの象徴であるコアラはいつも眠たそうにしているが、実はそれには理由がある。3種とも優れた適応を見せているが、果たして1番は?

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視聴方法

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