アルゼンチンにやって来たシリルたちは、淡水エイの研究チームより新たなミッションを託される。乱獲や水質汚染などの影響で個体数が激減しているエイを救い、エイによる刺し傷の治療薬を開発するには、巨大な個体を捕まえ、血液と毒のサンプルを採取しなければならない。カイマンやピラニアも生息する沼地で、エイの毒針に刺されることなく、無事にミッションを達成することはできるのか。
淡水エイ、アハイア・グランディを絶滅の危機から守り、エイによる刺し傷の特効薬を開発するには、研究チームのために巨大な個体を見つけ、血液と毒のサンプルを採取する必要がある。そこでシリルたちは、ピラニアやカイマンのいる水域に潜り、地図にも載っていない迷路のように入り組んだ湿原でエイ探しを続けた。ジャガーも出没する危険な場所で、無事にミッションを達成することはできるのか。
中米の国ニカラグアで、シリルたちは警護を担当する警察隊を伴い、豪快な肉食魚、ターポンを救うためのミッションに挑む。地元の研究者からの依頼で、国内に生息するターポンの回遊範囲を突き止めるべく、サン・フアン川やラグーンで複数の巨大なターポンを見つけ、DNAサンプルを採取する。だが、この地域の森や水域には、クロコダイル、毒ヘビ、サメ、エイなどの危険な生き物がすんでいる。
警護を伴って波立つ海を舟で進み、サンゴ礁域にやって来たシリルたち。前回とは環境の異なる広大な海域で、ニカラグアの研究者たちが必要としているターポンのDNAサンプルの採取を目指す。だが、カリブ海には、鋭い牙を持つオニカマスや、海を徘徊するサメ、トゲに覆われたウニなど、様々な危険な生き物が潜んでいる。巨大なターポンを探し出すには、大きな勇気と覚悟が必要だ。
いまだ2匹目のターポンのDNAサンプルを採取できていないシリルたち一行は、ほかに打つ手がなく、いよいよジャングルの奥深くへと入っていく。人里から遠く離れた水域には、ターポンをはじめとする豪快な肉食魚だけでなく、クロコダイルやオオメジロザメなど警戒すべき恐ろしい捕食者たちがすんでいる。この水域でシリルは、自身の記録を超える世界屈指の巨大魚を釣り上げる。
ニカラグアでのミッションも終盤を迎え、シリルたちは現地の漁師から情報を得て、大型のターポンがすんでいるという人里から遠く離れたラグーンへ向かう。疲労困憊の中、迷路のように入り組んだ危険な小川を舟で進み、ワニやヘビ、毒グモだらけの鬱蒼としたジャングルを歩いて目的地までやってきたシリルたちは、巨大なターポンのDNAサンプルを採取すべく、ラストチャンスとなる夜釣りに挑む。
人里離れたフランス領ポリネシアの火山島にやって来たシリルたち。今回は南太平洋に生息する伝説の巨大魚、ロウニンアジを絶滅から守るための研究に協力する。だが、人間の営みによる大きな被害を受けているロウニンアジを見つけるのは容易ではない。この肉食魚のサンプルを採取するには、恐ろしい捕食者たちがうろつく水域に入り、険しいジャングルを歩き、滑りやすい岩場で大型魚との激闘に挑まなければならない。
貪欲なサメたちにミッションを阻まれているシリルたちは、いよいよ広大な太平洋を舟で渡って、人里から遠く離れた火山島、エイアオ島へ向かう。この島の周辺の水域には、アジ科の魚をはじめとする、鋭い歯を持つ様々な大型の肉食魚たちがすんでいる。危険を顧みずに、限られた時間の中、シリルと撮影チームは研究に必要な2種類のサンプルを入手すべく、巨大なロウニンアジを探し続ける。