エミー賞受賞監督であるクリスティーナ・コスタンティーニ監督のドキュメンタリーが映し出すのは、「女性初の宇宙飛行士」という肩書きだけでは伝えきれない、サリー・ライドの豊かな人生。パートナーとの静かな愛と宇宙飛行士としての道のりという、彼女の2つのストーリーを巧みに織り交ぜている。貴重な記録映像を通して、NASAでの訓練やミッションの舞台裏が映し出され、メディアへの出演からは、初飛行の前後に彼女がどれほど注目を集めたかが伝わってくることだろう。オショーネシーは、愛するサリーの物語を語る中心的な存在として登場し、多くの女性たちに「宇宙を目指す夢」を与えた彼女の遺産を称えている。