東南アジア、ラオスで古代文明の財宝が発見される。黄金に輝く精巧な品々の謎に迫るべく、世界各国から専門家が集結。調査を進めると、クメール帝国の礎を築いた初期の王との繋がりが浮かび上がる。ジャングルに眠る寺院群の遺跡に向かい、財宝の発見場所を上空からスキャンすると、そこには失われた都市の姿が。のちに偉大な都市アンコールを建造した古代文明は、いかにして始まったのか。最新技術を駆使してその起源に迫る。
ラオスで発見された古代の秘宝。所有者も使用目的も分からない美しき宝の謎を探るべく、考古学チームはジャングルにある寺院群、ワット・プー遺跡へ。聖なる山のふもとに位置する寺院で見つかったのは、なんと黄金の遺物と人骨だった。調査を進めると、古代クメールの初期の王たちと、彼らが信仰したヒンドゥー教の影響が明らかになる。偉大な都市アンコールを築いた古代文明の起源と、王が崇めた神の存在が、今解き明かされる。