動物の世話は大変な仕事であり、愛するペットが助けを必要としている時には周りの協力が不可欠であると繰り返し伝えるベンとエリン。絶体絶命の犬を救うため地域から血液ドナーを探し、迷い犬の飼い主を見つけるためあらゆる手段を講じる。病院に連れてこられた子ヤギにエリンは一目ぼれ。病院のマスコットとして引き取る決意をする。ベンは畜産農家たちのもとへ時間を問わず出かけていき、具合の悪い動物たちを誠心誠意診察する。
季節は秋から冬へ移り変わるが、ベンとエリンは寒さにびくともせず、地域の動物のケアに余念がない。痩せてしまった馬に、里親を必要とする猫、生まれたばかりのラマなど、ハーティントン中を移動して、次々と治療にあたる。そんな中、病院には痩せて元気のない老犬が運び込まれ、エリンたちは厳しい選択を迫られることに。さらに、夫婦は病院から遠く離れた西部の牧場へ呼ばれ、650頭の牛の妊娠検査という大仕事に取り掛かる。
一度動物を飼えば長い付き合いになる。2代で携わってきた馬が子馬を生み、人間も次の世代が同じように共に成長していくことになるだろう。面倒を見切れずに手放されたモルモットが来て診療所で家族を募集する。長い間付き合ってきた動物に問題が起きた時、飼い主たちは心から心配して診療所に助けを求めてやってくる。飼い主の思いに応え動物も回復する。モルモットはヴァルに引き取られ、息子3人と絆を築いていくだろう。
今週も病院は大忙し。交通事故にあった犬が運ばれ、エリンは急いで診察にあたる。ベンは首に大けがを負った馬の縫合手術をすることに。一方でピグミーゴートの赤ちゃんや、食欲不振のモルモット、9匹の子ウサギなど、小さな動物もたくさん来院。かわいい動物が大好きなエリンは大喜びで診察する。そんな中、エリンが学生時代から乗っていた思い出深い愛車が故障する。買い替えを渋っていたが、ある方法でその車を残すことにする。
もうすぐエリンの誕生日。派手なお祝いを嫌うエリンは同日に行われるチャーリーのバスケの試合を楽しく観戦できればそれでいいと言い張る。しかしそれではつまらないと、ベンは息子たちにこっそりサプライズを依頼。ところが当日、試合観戦に向かおうとしていたところに急患がやってくる。飼い主も気づかぬうちに妊娠していたというヤギだ。その小さな体から自然に赤ん坊を取り上げるのは無理と判断、急遽帝王切開手術を開始する。
珍しい病気の動物が次々と登場。ベンとエリンは持てる知識を全て使って対処にあたる。震えに苦しむ小型犬が来院するが、その原因が分からず2人は途方に暮れる。さらに、大型犬の子宮を摘出する緊急手術を行うことになるが、見たこともないほど膨れ上がった子宮を前に苦戦を強いられる。週末はベンの実家で、親戚一同勢ぞろいの夕食会に参加。シュレーダー家の会となれば夕食だけで済むはずもなく、ベンはラバの去勢をすることに。
エリンは原因不明の体調不良になったゴールデンレトリーバーの回復に努め、高齢のパグから巨大な腫瘍を切除した。他にも元気いっぱいな犬2匹が来院する。一方、ベンはパートナーを亡くして気力を失っているアヒルの診察をする。脚の治療も必要だが、元気を取り戻すために必要なのは支えてくれる相手だった。2人は歴史的な建築物を保存する活動によって表彰され、手術着を脱いで装いを改め博物館での授賞式に出席する。
新たな一週間が始まり、病院にはたくさんの動物が運び込まれ、ベンとエリンはスタッフと力を合わせて治療にあたる。大きな犬とのけんかでケガをした犬が来て、エリンは大至急で診察を進める。ベンは母乳を飲もうとしない生まれたばかりの子牛に悩まされる。さらに、足に巨大な腫瘍ができた老犬がやってきて、夫婦は複雑な大手術に挑むことに。週末は家族全員でカナダヅルの保護地域へとお出かけ。絶景を前に家族は絆を再確認する。