ナショナル ジオグラフィック

獣医ミシェルの日常 10

原題: Dr. Oakley, Yukon Vet 10
獣医ミシェルの日常 10の写真

放送予定

25.01.01 12:10
 愛のよだれ攻撃(原題:Hold the Cheese, Please) [字]
25.01.02 12:10
 ハイランド・ハグ(原題:Cow Cuddles) [字]
25.01.03 11:20
 年に1度のロデオ大会(原題:Right in the Sniffer) [字]
25.01.03 12:10
 わがままブタの爪切り(原題:Twinkie Twinkie Little Pig) [字]

番組内容

獣医ミシェル・オークリーは、カナダのユーコン準州であらゆる動物に対処できる唯一の獣医であり、彼女にとって毎日が新たな発見の連続だ。吹雪の中でバイソンと格闘したり、クズリに手術を施したり、ヘラジカの子どもを野生に帰すために過酷な大自然に立ち向かったりと、ミシェルは担当する動物の安全と健康を守るためなら手段をいとわない。

■60分×14話

エピソード

「 牛の駆り集め大作戦(原題:Not My First Rodeo) 」

コディアック島にやってきたミシェルたちを待っていたのは、放牧牛の駆り集め作業。投げ縄で捕まえた牛たちに、次から次へと予防接種や去勢手術を施していく。ミシェルもカウボーイの真似をして投げ縄に挑戦するが、その腕前はいかに。また、ケリーの牧場では、ヤギの乳房にできたしこりの切除をしたり、馬に顔を蹴られてしまった牧畜犬の診察をしたりと大忙しだ。ヘインズに戻ったあとは、背中をかまれた子犬の傷の手当てをする。

「 猫たちは制御不能(原題:Like Herding Cats) 」

アラスカ南東の遠隔地へ向かうミシェル一行の前にザトウクジラの群れが現れ、その迫力に一行は大興奮。到着したフーナでは野良猫が増えて大問題になっており、臨時診療所には警察官夫妻の協力で子猫たちが続々と運び込まれる。ウィローは猫の数が増加した一因と見られる大きなオス猫の捕獲に成功。ミシェルは早速去勢手術を施す。続いて向かったアングーンでは、健康診断や予防接種、不妊手術のために動物たちが続々とやってくる。

「 トナカイたちの大脱走(原題:Like Herding Cats) 」

アラスカ南東の遠隔地へ向かうミシェル一行の前にザトウクジラの群れが現れ、その迫力に一行は大興奮。到着したフーナでは野良猫が増えて大問題になっており、臨時診療所には警察官夫妻の協力で子猫たちが続々と運び込まれる。ウィローは猫の数が増加した一因と見られる大きなオス猫の捕獲に成功。ミシェルは早速去勢手術を施す。続いて向かったアングーンでは、健康診断や予防接種、不妊手術のために動物たちが続々とやってくる。

「 正体不明の耳のこぶ(原題:Last Stitch Effort) 」

牧場にやってきたミシェルは、1匹の羊の耳にできた正体不明のこぶを切除する。こぶの中身にみんな興味津々。診療所には思わぬ患者が訪れ、傷を見たミシェルは言葉を失うが、自分の腕を信じて傷口の縫合を試みる。乗馬センターではオス馬の繁殖能力を調べるべく精子を採取し、その結果に飼い主は大興奮。次に訪れたハクトウワシ協会自然博物館では、オークリー家を昔から知るヒガシアメリカオオコノハズクの目を診察する。

「 去勢手術は慎重に(原題:Hold Your Mini Horses) 」

ミニチュアホースの去勢手術の依頼を受け、牧場を訪れたミシェルと娘たち。そこにはミニチュアホースのボディーガード役を務めるロバが待っていた。ロバを小屋に閉じ込めて作業に入るものの、落ち着かない様子で今にも小屋から飛び出してきそうだ。その他、チチャゴフ島の人里離れた町でペットの診察をしたり、盲目犬に腫瘍の摘出手術を施したり、養護施設内にあるミニチュア牧場の動物を診察したりと、精力的に動き回る。

「 野生のままに(原題:Stay Wild) 」

動物保護活動のため、中南米コスタリカにやってきたミシェルたち。テイパー・バレー自然保護区ではバクの親子と出会い、トゥーカン・レスキュー牧場では人間によって苦境に立たされている動物たちを治療し、2匹のナマケモノが自然に帰っていく様子を見守る。治療するなかで動物たちの生きる力に感銘を受けたミシェルは、時にはつらい思いをしながらも、動物たちを助け彼らを自然に帰すのだという決意を新たにする。

「 わんぱくな子馬(原題:Silly Filly) 」

保護馬ドリーの歯科検診のために牧場を訪れたミシェル。ただでさえ人間に慣れていない馬を扱うのには注意が要るが、ドリーには生後5ヵ月になる子馬がいる。言うことを聞かないおてんばな子馬があちこち走り回るせいで、鎮静剤を打つのもひと苦労だ。ジャコウウシの足の診察では末っ子ウィローが採血デビューを果たす。その他、ビンディのお尻にできた吹き出物の処置や、食中毒を起こしたシェパードの手当てに大忙し。

「 年に1度のロデオ大会(原題:Right in the Sniffer) 」

急に鼻血を出し、血の塊を吐いた犬が診療所にやって来る。X線撮影をして原因を探るが、出血につながる異常は見当たらないが、ミシェルにはまだ他の策があった。コディアック島ではロデオに参加し、隣のウッディ島ではたくさんの子牛たちの去勢手術を行う。診療所に戻ると誤飲疑いの猫の診察にハクトウワシの健診と、大忙しのミシェル。慌ただしい毎日の中で頼りになったのは3人の娘たち。ミシェルは改めて娘たちを誇らしく思う。

「 ジャガーの健康診断(原題:Pura Vida) 」

ミシェルが娘たちを連れて訪れたのは、コスタリカにある野生生物保護区。目的はここで暮らすジャガー2頭の健康診断だ。麻酔の効き具合を常に観察しながら、危険と隣り合わせの健診を進めていく。レスキュー牧場ではタイラの目の脇にできた膿瘍の処置や、赤ちゃんの頃に背骨を骨折したナマケモノの野生復帰のサポートに携わる。動物の野生復帰に生涯を捧げる人々に感化され、ミシェルは気持ち新たに獣医として邁進していく。

「 コヨーテの夜更かしパーティー(原題:Coyote Slumber Party) 」

コヨーテの定期健診のため、アラスカ野生生物保護センターにやって来たミシェルたち。警戒心が強くすばしっこい2匹を相手に悪戦苦闘するが、麻酔銃が思わぬ効果を発揮する。ベン・アダムスが5年前に夫婦で開拓した牧場では、初めて見る牛の姿に一同は驚きを隠せない。診療所に戻ると、やって来たのは18歳の老猫。食欲は旺盛なのに、どんどん痩せて今は骨と皮ばかり。血液検査の結果を、飼い主は覚悟を決めて待っていた。

「 愛のよだれ攻撃(原題:Hold the Cheese, Please) 」

耳の不調を抱えたブルドッグのブルーが診療所にやってきた。ミシェルは耳を洗浄して膿や耳垢を落とそうとするが、頭を振るたびに大量の耳垢やよだれが飛び散り、娘たちが悲鳴を上げる。その他、衰弱したバイソンの孤児をトナカイ牧場に輸送し、退役軍人に飼われているトナカイたちの健康診断も行う。野生生物保護センターでは、肩の傷が化膿してしまったトナカイの処置をする。ウィローが迎え入れた子犬の健康診断も欠かせない。

「 ハイランド・ハグ(原題:Cow Cuddles) 」

ハイランド牛とハグできる牧場を訪れたミシェルは、利口で穏やかなおばあちゃん牛を診察する。多くの子牛を産み育て、年齢を重ねたその体は文字どおり悲鳴を上げていた。ヘインズに戻り歩行困難の2羽のニワトリや前足が腫れた犬を診察したミシェルの元に、妊娠中のバイソンが危険な状態だとアラスカ野生生物保護センターから連絡が入る。群れの大切な一員である母親バイソンが今後も子を宿せるよう、ミシェルは手を尽くす。

「 わがままブタの爪切り(原題:Twinkie Twinkie Little Pig) 」

ミシェルとマヤは道路脇に即席スパを設置し、ブタのトゥインキーの爪切りに臨む。前回は鎮静剤で眠らせたが、今回は薬に頼らない新しい方法を試みる。その結果はいかに?極寒のエルク牧場では足を引きずるエルクの赤ちゃんを処置する。ジャコウウシ牧場ではとがった歯のやすりがけ作業。野生生物保護センターでは、目が突出したヤマアラシを診察する。診療所には背中にしこりができたシーズーやお尻が腫れたハスキーがやってくる。

「 旅立ちの日(原題:Your Mother's Footsteps) 」

獣医になりたいという夢を持つ少女のいる牧場を訪れたミシェルたち。診察の様子に目を輝かせる少女とそれを見守る母親に、ミシェルは幼い頃のシエラと自分の姿を重ねる。診療所では、目の痛みに苦しむ犬と便が出なくなった猫の治療を娘たちとの連携プレーで乗りきり、家族の存在を頼もしく思うミシェル。その翌日、獣医学の博士号取得のためオーストラリアへと旅立つシエラを見送るミシェルは、娘と過ごした日々を思い出していた。

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