今回インディ・オフィシナリスが訪ねるのは、ワシントン州の小規模農場ホームステッドで暮らすライオンズ夫妻。持病があり出産も控えた妻グレースは食べ物をできるかぎり自分で栽培することを目標とし、出張の多い仕事をしてきた夫ウィルは家族といられるよう、4万平方メートルの農場で生計を立てることを目指す。インディは夫妻が農場の菜園、家畜、牧草地を最大限に生かせるよう、近隣の農場でヒントを得ようとする。
今回インディ・オフィシナリスが訪れるのはニュージャージー州で水耕栽培を行う小さな屋内農場。職業訓練と雇用の機会を創出することで自閉症の人々を支援しているが、様々な問題を抱えている。インディは問題解決のため、世界最大級の垂直農場で水循環システムの改善方法を学ぶ。またジャージー市の市長と面会し、食料の屋内栽培が、食料不安の解消と健康的な食事の大切さを次世代に伝えることにいかに役立つかを確認する。
今回インディが訪れるのはLAで暮らす若い女性3人が営むミニ農場。3人が空き地を利用し2年前に手探りで始めた裏庭農場を本格的に軌道に乗せるのが目的だ。インディは、アメリカの芝生を在来植物が茂る自然な形に戻そうとしている造園家や、父親が遺した都市型のホームステッドを運営する3兄妹、裏庭でレストラン用の食材を栽培する元シェフの農家の助けを借りて、3人の裏庭農場が直面する暑さ、灌漑、受粉の問題に取り組む。
今回インディ・オフィシナリスはミズーリ州の農場を訪れ、若いカップル、クレイグとジルの「食べられる森」作りを手伝う。インディは採集のレジェンド、ボー・ブラウンとともに2人を採集に連れ出し植物の識別に関する人生を変える知識を伝授する。更にはパーマカルチャリストのボブ・グリンと組んで、「食べられる森の」レイアウトを設計。土地を自然な生態系に戻し、ユニークな作物を栽培して農場の利益を上げる作戦を練る。
今回インディ・オフィシナリスはアラスカの海の農場、コンブの養殖場を訪れる。CEOのマーク・シアーは持続可能な養殖業の強化と、地域社会の支援を事業の目的としてしているが、その目的を果たすにはさらに収益を上げることが必須。インディは養殖業を営む科学者や伝統的農場を営む科学者と会い、コンブの養殖が環境に与えるプラスの効果について話を聞き、コンブの新たな市場を開拓するとともに、収穫量を増やす方法を探る。
今回の舞台はカリフォルニア州バークレー。インディはビルの屋上で花を栽培するジョアンナ・レッツに会いに行く。彼女の悩みは屋上ゆえにコミュニティの中で存在を知られていないこと。そして、干ばつが続くカリフォルニアで、いかに水の使用量を減らすか。インディはロサンゼルスの会員制社交クラブの屋上にある農園と、かつて自分が働いていた路上生活者が多い地区の屋上農園を訪ね、ジョアンナの悩みを解決する方法を探る。