雷が国際線を直撃。次第に乗客たちが焦り出す中、整備士たちが被害状況を確認する。強風の影響で使用できる滑走路が減り、フライトスケジュールが圧迫される。さらに、貨物室から危険物の恐れのある液体が漏れ出た飛行機が到着。消防士が液体を特定するまで、接触した3人の地上スタッフが隔離される。
午前6時から午後11時まで騒音防止のため離着陸制限が敷かれているシドニー空港では、日々その限られた時間内に900ものフライト運航を完了させねばならない。ターミナル担当マネジャーのジョージが不審物への対応に直面する一方で、新人スタッフのメルはいきなり立て続けに発生した2人の急病人の対応に追われる。ターンアラウンドの現場では、はみ出した貨物の積み込みに苦戦する。
飛行機墜落の模擬訓練に様々な緊急対応の組織が参加する中、現実の問題が起きて空港運営は危機に瀕する。危険な風で2本の滑走路が使用不可になり、次いでシステムの不具合で電光掲示板がダウン。旅客ターミナルで爆発が起き、警報器が鳴ると、想定していた最悪の事態が現実になりそうに。
オーストラリア国境警備隊の訓練学校で9ヵ月の訓練を終えたばかりのラブラドール・レトリバーのウォーナーは、麻薬探知犬としての初仕事に臨む。保安テストの管理者たちは、保安検査場に偽の爆弾装置を持ち込み、保安検査チームをテストする。アニーは訓練の正念場を迎える。彼女は査定に合格し、保安検査員の資格を得ることができるだろうか?
シドニーは記録的な豪雨に見舞われている。激しい暴風雨で離着陸ができなくなる中、到着便から統合オペレーションセンターに救助要請が入る。男性が機内で心臓発作を起こしたらしい。この天候で飛行機は着陸できるのだろうか?その後、訓練を行っていた消防部に別の飛行機から機内火災の通報があり、本当の緊急事態に発展する。
金曜日の空港は、週末の旅行者や帰省する者たちが押し寄せ、普段とは比べものにならないほど多忙を極める。搭乗客の多さに比例して問題も多くなる中、各マネジャーたちは常に警戒状態だ。航空救急、侵入者、違法薬物、迷惑行為、飛行機の欠航など、次々と問題が発生していく。空港スタッフはどのように対応し解決していくのだろうか。そのチームワークが試される1日が始まる。
シドニー空港は街の中の街で、何千人ものスタッフが日々の業務を支えている。彼らは常に大忙しだ。吹き流しを交換したり、深夜に滑走路の塗装をしたり、動かなくなったボーディングブリッジを飛行機が到着するまでに修理したり、エレベーターに閉じ込められたスタッフを救出したり。到着直後の飛行機では爆発騒ぎがあり、数百人の乗客が降機できなくなった。その対応に当たるのも彼らの仕事だ。
シンガポールの首相がシドニー国際空港を利用することになり、厳重警戒態勢が敷かれている。そんな中、武器を所持する乗客や、爆発装置と思われる物などが次々と発見され空港には緊張が走る。意識のない女性の居場所の特定も困難を極め、セキュリティチェックに不満を持つ夫婦は法的に訴えると言ってきた。毎日様々な事が起こるが、VIPの接遇は安全かつ迅速に行わなければならない。今日も空港スタッフの腕の見せどころだ。
搬送システムが3回も故障し、手荷物担当マネジャーのケヴィンにとってはハードな一日。保安担当者は銃器を手荷物に入れていた男性を追跡し、警官は持ち主不明のリュックサックを調べる。
クリスマスシーズン、空港は、休暇をシドニーから離れて過ごす家族連れの旅行客で賑わい、大忙し。しかしそんな中、到着便の機内から正体不明の白い粉が見つかり、空港は閉鎖の危機にさらされる。果たしてその粉は無害なのか、それともテロ兵器である炭疽菌なのか、憶測が飛び交う。