獣医のジェニファーは弟のチャールズが優秀な酪農家か否かを判断するために、乳房で乳牛を識別できるかを試す。その結果、チャールズは乳房を見ただけで乳牛につけられた名前を次々に当てられた。ある日ひづめをケガした牛が発見され、ジェニファーとチャールズが協力して治療したのもつかの間、またもや緊急事態に見舞われてしまう。そして母親のシャロンは、世話をしているニワトリを狙うタカを撃退するために新たな手段を取る。
母親のシャロンはニワトリ好きが高じて100羽以上を飼育し、卵を販売している。ニワトリの様子がおかしい時、どこに助けを求めるのか。それは獣医である娘のジェニファーだ。そして治療にハチミツが重要な役割を果たすことをジェニファーに教えられる。一方、放牧場では生まれたばかりの子牛が捨てられ、全身がウジ虫に覆われた状態で見つかった。チャールズとジェニファーにシャロンは、この子牛を死の淵から救うために協力する。
ある日雷雨の警報が発せられたため、牧場にいる乳牛たちを牛舎に入れることになり、チャールズはメアリーに手伝いを頼む。メアリーは文句を言いながらも応じ、2人はずぶ濡れになりながら雨が降っても帰ろうとしない牛たちを牛舎へ向かわせる。また以前、ジェニファーの動物病院でインターンをしていた獣医のジョンが、目にイボのできた牛の治療をサポートするために牧場に来るが、まずは何より牛を捕まえなければならなかった。
チャールズはニワトリが好きではないが母親のシャロンに頼まれたら手を貸さないわけにはいかず、成長したニワトリたちの移動を手伝う。一方のシャロンも牛が難産になった時は子供たちを手伝い、生まれたばかりの子牛の世話をする。また、牛の水飲み場では水が出なくなり、チャールズは原因を探るためメアリーと水源まで行く。ジェニファーとチャールズはジョンに馬の皮膚移植を依頼される。酪農家の生活は面白いことがよく起こる。
シャロンは2匹のかわいいヤギを飼い始め、夢が叶ったと感じていた。ところが突然、それが悪夢に変わる。我が子同然のヤギたちの去勢手術を手伝わなければならなくなったのだ。幸い、優秀な獣医であるジェニファーが全てうまくいくと請け負ってくれた。一方、ハッチャー家の若夫婦は親族になったライバル、メアリーの父親であるアレンが経営する牧場にメスの牛を連れて行く。アレンが飼育するオスとお見合いをさせるためだった。
チャールズはブタが好きではない。鳴き声が騒々しく暴れ回るからだ。ある日、ジェニファーの往診に同行し、巨大なブタを押さえることになり悪戦苦闘する。別の日、牧場では出産したばかりの牛が深刻な事態に陥った。体の大きな子牛を産んで神経が圧迫され、立ち上がれなくなったのだ。苦しむ新米ママの牛をチャールズとジェニファーが必死に励ます。またある日には、搾乳体験に来た都会の夫婦をハッチャー家の若夫婦が指導する。
ハッチャー家の人々は動物たちを愛し、最高の世話をするべく一生懸命働いている。シャロンはニワトリを捕まえるのが苦手だが、オンドリを他の牧場に譲ることになったため捕まえなければならない。加えて、卵を産まなくなったメンドリを選別して引退させることにした。一方、ジェニファーの犬が病気になり、獣医として自分のペットを治療する辛さを味わう。それは以前、シャロンの飼い犬が同じ病気で命を落としていたからだった。
ヒツジが捕食動物に襲われたことをきっかけに、シャロンは牧羊犬を飼う決断をする。専門家によってジャーマン・シェパードのトルーディーが選ばれた。シャロンは命令の仕方を学ぶ必要があり、日帰りでトルーディーを牧場に連れてきて環境に慣らし牧羊犬に適しているかどうか見極めることになった。ジェニファーとチャールズは、仲間によるマウンティングで命に関わるほどの重傷を負った牛を見つけ、回復に向けて全力を尽くす。