ナショナル ジオグラフィック

パニック!動物の襲撃事件簿

原題: Something Bit Me!
パニック!動物の襲撃事件簿の写真

番組内容

虫に刺されたり噛まれたり動物に襲われたりした際に受ける毒や病原体による疾病、あるいはその生き物の顎の力で外傷を負った人々が救急救命室に送られた実話を取り上げる。そしてどの症状が身体にどのような影響を及ぼすのか、なぜそんな症状が起きるのか、医学的な観点から謎解きをしていく。生き物たちが持つ驚くべき能力と致命的な影響を与える力から、私たちが身を守るためにできることは何かを探っていく。

■60分×12話

エピソード

「 私は鹿じゃない! (原題: This Is Not A Deer!) 」

私は鹿じゃない! (原題: This Is Not A Deer!)の写真

コスタリカのジャングルでは、ロケハンに来たテレビプロデューサーが突然何かに噛まれ、自分の足と命を守るために時間との闘いが始まる。一方、カリフォルニア州オレンジ郡では、元海兵隊員で現在はフィットネスのトレーナーの女性が友達とマウンテン・バイクで走行中に山道をうろつく捕食者に飛びかかられてしまう。元海兵隊員の戦闘技術でも捕食者を追い払うのは難しい。そこに別のグループが通りかかり彼女を救おうとする。

「 決死のバトル (原題: Where's Mom?) 」

決死のバトル (原題: Where's Mom?)の写真

ノースカロライナ州の沖を通過したハリケーン「クリス」が2つの全く異なる生物種の衝突コースを作り出した。それを知らないサーファーのグループが地球上で最も古く危険な能力を持つ海洋生物がいる海域にボードで入ってしまった。そこで彼らを襲った生物は、一体何なのか。一方、コロラド州フォートコリンズでは、トレイルランのトレーニングに出た男性が凶暴で重武装な哺乳類に忍び寄られ、生死を賭けた白兵戦の開始を迫られる。

「 怖がる暇も無く (原題: No Time To Be Terrified) 」

怖がる暇も無く (原題: No Time To Be Terrified)の写真

カリフォルニア州ロサンゼルス郊外のサンガブリエル山脈で若いカップルがハイキングを楽しんでいた。ロマンチックな会話に夢中になり下を見ないまま踏み出した足がとんでもないものを踏みつけてしまう。そして命と手足を賭けた絶望的な戦いが始まる。アフリカ南部では、自然写真家が誕生日祝いで一生に一度のザンベジ川旅行を楽しむがアフリカで最も致命的な動物に襲われる。自分の命が誕生日プレゼントになってしまうのだろうか。

「 獲物が呼ぶ恐怖 (原題: If She Smells I'm Alive...) 」

獲物が呼ぶ恐怖 (原題: If She Smells I'm Alive...)の写真

ワイオミング州北西部にあるショショーニ国立公園では、ハンターが仕留めた獲物が森の頂点に立つ捕食者を呼び寄せてしまう。その最強の捕食者に襲われて小さなナイフだけで応戦し瀕死の重傷を負ったハンターは、最新医学のおかげで驚異的な回復を遂げる。一方ハワイのカイマナビーチでは、女性が地球最古の海洋生物の一種に襲われた。その激痛の謎を解くために、刺された女性は人生を捧げ画期的な発見をすることになるのであった。

「 とてつもない相手 (原題: Everything Went Dark...) 」

とてつもない相手 (原題: Everything Went Dark...)の写真

ジンバブエのザンベジ川。プロのリバーガイドが危険な水域でとてつもなく強力な相手と出会った。仲間は川に沈み。自身は何度も攻撃され、38ヶ所もの噛み傷を負うが奇跡的に一命を取り留める。一方、太平洋岸北西部では、ワシントン州ベルビュー市の前市長が家族と週末を別荘で過ごそうと出かけるが、別荘につくと思いがけず飢えた動物の待ち伏にあう。彼は自分自身と飼い犬を救うために、相手と一対一で対決せざるを得なかった。

「 ぼろ切れのように (原題: I Was Just Like A Ragdoll...) 」

ぼろ切れのように (原題: I Was Just Like A Ragdoll...)の写真

モンタナの荒野で、ベテランの森林管理者が体重200キロにも及ぶ巨獣に三度遭遇し、二度も襲われる。続けての襲撃自体稀だが、襲われれば生き延びるのはほぼ不可能だ。彼は窮地をどう脱するのか。南カリフォルニアの波打ち際で波乗りをしていた女子大生が突然大怪我を負う。毒クラゲが疑われるが確証が得られず何に襲われたのかがわからない。絶好のサーフィン日和に彼女の命を危険に晒した生物はいったい何だったのだろうか。

「 忍び寄る死の匂い (原題: It Smelled Of Death...) 」

忍び寄る死の匂い (原題: It Smelled Of Death...)の写真

グランドキャニオンのハイキングで女性が爪先を痛める。最初傷はぶつけたか木のトゲが刺さったように見えたが、その後何かに噛まれたかのように腫れ上がってしまい不安にさいなまれる。父親は助けを求めるのが遅れると娘の命にかかわると心配して応急処置をする。ただそれが原因で瀕死の重症になってしまうのであった。メキシコのカンクンでは、突き漁に出た若者が獲物を捕るうちに自分が飢えた爬虫類の顎に捕らえられてしまう。

「 フロリダ:危険注意! (原題: I Went Bonkers...) 」

フロリダ:危険注意! (原題: I Went Bonkers...)の写真

フロリダ州では危険に注意しないといけない。パームビーチでは自分で獲った肉しか食べない夫婦が鹿狩りに出たものの、食卓に上る気のない肉食獣に出くわし狩る側から狩られる側になってしまった。激しい争いの末、夫は相手の口から足を抜いたが出血がひどく、しかも周囲に助けは見えない。オーランドでは、スポーツ医学の学会に出た学者たちがミツバチの大群に攻撃されている2人の作業員を救おうとするが自分も襲われてしまう。

「 主よ、我が魂を救い給え (原題: Lord, I'll See You In A Minute.) 」

主よ、我が魂を救い給え (原題: Lord, I'll See You In A Minute.)の写真

フロリダ州のオキーチョビー湖は全米でも最大級の淡水湖。湖畔に住む少年たちが湖に流れこむ川に出かけた。川遊びをしていると1人の少年がワニに襲われてしまう。仲間たちも助けようと必死になる中、壮絶な戦いが始まる。襲われた少年は生きるために自分の一部を犠牲にするかの選択を迫られる。ミネソタ州の北部、チペワ国有林でのキャンプ。ロマンチックな会話が命を賭けた戦いに変わる、突然襲ってきたのは予想外の相手だった。

「 ハロウィーンの悲劇 (原題: I Had To Save Her.) 」

ハロウィーンの悲劇 (原題: I Had To Save Her.)の写真

カナダ北部ハドソン湾西岸の町で、若い女性がハロウィーンパーティーの帰りに路上でホッキョクグマに襲われる。隣家の老人が雪かきスコップで戦い女性を救おうとするが、代わりに自分も襲われてしまった。そのため近隣住民が総出で立ち向かう。ノースカロライナ州のアウターバンクスでは、家族旅行で桟橋に来た少年にアカエイの針が刺さった。激痛に襲われながらも病院に搬送され、針は除去されたが悪夢はそれで終わらなかった。

「 巨大な影 (原題: We Were Being Hunted...) 」

巨大な影 (原題: We Were Being Hunted...)の写真

自然保護団体主催のツアーに参加した弁護士と医師は、ホッキョクグマがうろつくフィヨルドにテントを張った。クマ除けはオモチャのような電気柵と信号拳銃だけ。深夜、テントに巨大なクマの影が覆いかぶさる。人間が肉食動物の狩りの獲物になってしまったのだ。一方アラスカでは、森に丸太小屋を建てて一人暮らしをする女性が散歩中に巨大な草食動物に追突され、押し倒され蹴飛ばされたうえに全身を踏みつけられてしまったのだ。

「 水面を飛ぶ凶器 (原題: Get Back Into The Kayak!) 」

水面を飛ぶ凶器 (原題: Get Back Into The Kayak!)の写真

フロリダキーズの海にカヤックで漕ぎ出したカップルが、水から飛び出した魚と遭遇。背中に激突された女性が瀕死の重症を負う。病的な世話焼きを自称する女性を世話するため、ボート、救急車、ヘリが動員され、パートナーや医療関係者の必死の看護が投入される。一方、コロラド州のロッキー山脈の麓では自家用車が故障して未明に徒歩で出勤することになった男性が、暗闇から現れた見慣れた動物の仲間に取り囲まれ襲いかかられる。

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