ネブラスカ州を襲った洪水の被害を受けた農場では、動物たちの体調不良が相次いでいる。地域で診療所を営む獣医のベンとエリンは病気の子豚たちの往診に急ぐ。別の農場では子牛を妊娠中の母牛が危険な状態だ。診療所に帰っても猫の急患への対応で休む暇はない。ペットのニワトリの歩き方がおかしいと連れてくる人も。合間を縫ってヤギとロバの往診に出かけ、足を治療する。生後まもない子犬の検診では意外な問題が発覚する。
早春のネブラスカ州。獣医ベンとエリンは動物たちの診察に駆け回る。患者は民家の壁に衝突した野生のフクロウや、多頭飼いの猫など。ベンは300頭以上の大型の牛に1頭ずつ予防接種や駆虫などの処置を施す。自分の体重の何倍もある牛を相手にするのは重労働だ。診療所では、おなかに子犬を残したまま出産が進まない犬の緊急帝王切開が始まる。2人は今日も温かいまなざしで動物たちの命と真剣に向き合う。
春のネブラスカ。大雪の中、獣医のベンとエリンは顧客の元へ向かう。春になると獣医には大切な仕事がある。新しい命をこの世に吹き込む手伝いをするのだ。生後まもない子牛の検診や、200頭以上の乳牛の妊娠検査に走り回る。診療所に来たのは繁殖させている犬の子孫を望む男性。家族同然のペットの病気やケガを診てもらうため、飼い主たちが次々と訪れ、休む暇はない。今回も動物たちに寄り添う2人の温かいまなざしに心を打たれる。
地元でロデオ大会が開催されることになり、獣医のベンとエリンは出場予定の家畜の状態を確認しにいく。競技に出るには健康であることが条件だ。診療所ではエリンが、特別な愛着を持つ高齢の犬や、原因不明の脚のケガで連れてこられた猫の治療に挑む。ベンは農場へ往診に出かけ、脚が立たない子牛や気性の荒い雄牛を診る。日々成長する2人の息子が両親の仕事をそばで支え、立派な戦力となって活躍する様子がほほえましい。
ネブラスカ州で診療所を営む獣医のベンとエリンの元には難題を抱えた動物たちがやってくる。家族全員で出かけたのは珍しいばん馬の往診。目が腫れて来院した犬には、思わぬ原因が潜んでいた。気性の荒いオス馬の予防接種や肥育牛の予想外の妊娠にも体当たりで対処する。夜間に救急で運び込まれたのは草刈り機にひかれた生後まもない子鹿。大きな動物から小さな動物まで命と健康を守るため、獣医一家は今日も休みなく駆け回る。
ネブラスカでは珍しいラマが3頭やって来て、診療所は大騒ぎ。野良猫の面倒を見ている女性に呼ばれ、食べ方がおかしい猫を捕獲して診療所に連れ帰る。急患で連れてこられたのは生まれてまもない子牛。見たこともない大きなヘルニアを抱えており手術が必要だ。さらに発作を起こした犬が運び込まれ、エリンは検査で発作の原因を突き止めようとする。そしてシュローダー家では犬を迎える話が持ち上がる。