南アフリカ共和国にあるクルーガー国立公園。囲いのない広大な動物保護区はエサが豊富で暮らしやすいため、アフリカでも有数のライオンの生息地となっている。今回の主役は隣り合う縄張りを持つ2つのライオンの群れ。一方のボスは年老いたオス、もう一方はメスだけの群れを乗っ取ったばかりの若い3兄弟が率いている。強い絆で結ばれたライオンたちが様々なしきたりに従いながら、狩りで協力し、子供を産み育てる様子に密着する。
南アフリカ共和国にあるクルーガー国立公園。囲いのない広大な動物保護区にはアフリカ大陸ではほぼ絶滅したと言われるヒョウや、広大な縄張りを必要とするチーターが多く棲んでいる。縄張りが重なる彼らだが、狩り場と活動時間が異なるためうまく共存できているのだ。オスのアフリカヒョウと3頭のメス、2頭のチーターの兄弟の生活を追い、運動能力を活かした狩りや、メスが単独で行う子育ての様子を伝える。
南アフリカ共和国にあるクルーガー国立公園。囲いのない広大な動物保護区にはアフリカの大型捕食者で最も個体数の多いブチハイエナと、絶滅が危惧されているリカオンの縄張りが重なって存在している。メスが率いる群れの中に厳しい序列があるブチハイエナと、子供を中心に群れで助け合って暮らすリカオン。姿は似ているが意外なほど共通点の少ない彼らの狩りや子育て、ライオンを始めとする他の捕食者との関係を追う。