冒険家のアッシュ・ダイクスが中国の長江をたどる旅に出発。しかもチベット高原の水源から河口の上海まで約6400キロを徒歩だけで行く。この旅の目的はギネスに載ること、そしてこの世界に生きる喜びと世界を守ることを伝えるためだ。しかし早くもトラブル発生。過酷な旅が彼を待ち受ける。だが、持ち前の明るさで乗り切り、遊牧民との出会いを楽しみながら1歩1歩進んでいく。前半はチベット高原までの道のりを追う。
長江の全長踏破に挑むアッシュ・ダイクスは標高の高い極寒のチベット高原を抜け、四川省に到着。しかしゴールの上海まで、まだ4000キロ以上の道のりだ。今回も洪水や台風の影響で迂回や計画の変更を余儀なくされるが、彼は前向きだ。訪れる村や町で人々と交流を深めながら、伝統、風習、食、芸術を学び、多彩な経験を積み重ねていく。そして最後は家族、友人、支援者など多くの人々が見守る中、最終ゴールを目指す。