サハラ砂漠に生息するキツネの一種、フェネックギツネがやって来る。足首がひどく腫れてしまい、前脚に全く体重をかけられない様子を見てティアレン先生が治療法を思案する。ドクターKは呼吸困難のドワーフハムスターやしっぽを傷つけたブッシュベイビーなど、珍しい患者を担当。脚を痛めたコンゴウインコはリスクの大きな整形外科手術をすることに。長時間に及ぶ難しい手術に先生2人が協力して挑む。
ティアレン先生の元に愛らしい赤ちゃんスカンクがやって来た。人に懐きやすく先生もお勧めするペットだが、臭腺の切除やワクチン接種など飼う際の注意点は多い。食べ過ぎを気にする飼い主に、食生活をはじめ適切な飼い方をアドバイスする。ドクターKは黄色とオレンジ色のコントラストが美しいコガネメキシコインコを担当。糸が絡まり脚を痛めてしまった様子だが切断は回避したい。ウサギやフェレットのお悩みにも対応していく。
施設で飼われているコブハクチョウは翼を痛めたようで終始うなだれている。とても体の大きな鳥なので扱いも一苦労だ。ティアレン先生は骨折を疑うが詳しい検査を必要とする複雑な病気の可能性が出てくる。おなかの不調に悩むアゴヒゲトカゲは治療中に病状が急変。プレーリードッグも手術中に思わぬトラブルが。いつになく緊迫したムードの中、ドクターKとティアレン先生が知恵を絞り、動物たちの救命を急ぐ。
別の動物病院から紹介されたウサギがやって来る。ドクターKは消化管に毛玉が詰まっているのではと疑う。症状は数日前から続いているといい予断を許さない状況だ。果実がのどに詰まってしまったミニブタも登場。こちらも他院からの緊急の紹介なのだが、既に鎮静剤を使っているため、薬選びは慎重に行わなければならない。ベッドから落下したというプレーリードッグは頬に大きなこぶが。そのあまりの大きさにティアレン先生も驚く。
ストーンバーグ先生が担当する便秘のミニブタは浣腸や下剤を試しても治る気配がない。X線を見ても原因が分からないため、試験開腹でおなかの様子を探ることに。顔をケージに挟んでしまったというウサギは頭をグラグラさせている。ドクターKは神経症状などを疑うが病因ははっきりしない。ティアレン先生は、脚は動かせるのに歩けないというアカアシリクガメを担当。謎の多い各患者に先生たちがそれぞれ出した答えとは…。
脚を骨折した様子の生後4ヶ月の赤ちゃんウサギが来院。若いので骨折は治りやすいとストーンバーグ先生は考えるが、X線で詳細を確認する。ドクターKはオウムの一種、オオバタンを担当。自分の羽を抜く問題行動をやめさせるべく病院を転々としてきたようだが、13年続く癖は一筋縄では改善できなさそうだ。便秘でお悩み中のキバラガメの飼い主も病院の評判を聞きつけてやって来た。期待に応えるべくティアレン先生が奮闘する。
フロリダ南部ではめったにお目にかかれないホッキョクギツネが来院した。体調が急変し嘔吐をするようになったと聞き、ティアレン先生は毒物を口にしたのではと心配する。ストーンバーグ先生は大型のトカゲ、テグーを診察。2週間続く頑固な便秘に対処する。定期健診に訪れた常連のオカメインコや、総排出腔から臓器が脱出した可能性のあるハコガメを診察したドクターKは、飼い主たちもびっくりする衝撃の事実を明らかにしていく。
ドクターKの元へ真っ白の美しいパインヘビがやって来た。産卵を途中でやめてしまい卵がいくつか体内に残っているようだ。ティアレン先生が担当するオカメインコは食べたものを全て吐き戻してしまう。先生は異物をのみ込んだ可能性を強く疑う。ワイコフ先生は目の開かないエボシカメレオンを診察。こちらはエサの昆虫に襲われた可能性が高いという。跳びはねる際の様子がおかしい小柄なウサギ、ネザーランド・ドワーフも登場。
のどにレタスが詰まってしまったアゴヒゲトカゲが登場。過去にも同じことがあったと聞きドクターKは病気の可能性を疑う。生後4ヶ月の赤ちゃんウサギのおなかには大きなしこりが。他の病院ではお手上げ状態だったといい、ティアレン先生が原因解明に奔走する。ワイコフ先生は、一緒に飼われていたメスに攻撃され首の後ろに大ケガを負ったウズラを担当。まぶたの手術を受けることになったミニブタはひと騒動を巻き起こす。
ベビーカーに乗ってヤギがやって来た。神経障害の影響でうまく歩けず特別なケアが必要なヤギなのだが、血尿が出ていると聞きドクターKが心配する。イースターの後、誰かに捨てられ保護されたというウサギはあごに塊ができている。しかし診察の結果、新たな事実が次々と判明。複雑な手術を受けることに。体がふっくらしたモルモットはご懐妊の可能性が。高齢出産になるリスクが懸念される中、ティアレン先生が真相を確かめる。
ティアレン先生の元へ愛らしい小さなヒョウモンガメがやって来た。飼い主はカメのアニメが大好きという少年。せきをしていると聞き、先生は呼吸器の問題を疑う。ドクターKは排尿トラブルを抱えたヤギを担当。ストーンバーグ先生が診察したミニブタは嘔吐を繰り返しグッタリしている。あまりに体調が悪く、別のブタが輸血で一役買う場面も。深い愛情を注ぐ飼い主を思いながら先生たちが行った試験開腹では驚きの結果が明らかに…。
ティアレン先生がドクターKの病院を離れ、故郷のテキサスへ帰ることに。フロリダでの残り少ない時間も誠心誠意、動物たちを治療することを誓う。小さなミニブタは、緊張しないようにと相棒の犬を従えやって来た。果たして健診は滞りなく終わるのか…。おなかに問題のあるコガネメキシコインコやプレーリードッグ、雷に打たれた可能性があり尾に大やけどを負ったキンカジューなども登場し、スタッフ一丸となった懸命の治療が続く。