アジア各地の知られざる野生動物を紹介するシリーズ。今回は季節風が吹く地域に生きる動物たちの姿に迫る。トラは寒冷な土地で生まれたが、氷河期にシカやスイギュウを追ってインドにやって来た。ベンガル湾に面したマングローブの林では、湿地帯に適応したトラが、動くもの全てを獲物と見なす。日本の梅雨もまた、季節風がもたらす現象だ。山間の清らかな渓流が、オオサンショウウオに快適な住処をもたらしている。
アジア各地の知られざる野生動物を紹介するシリーズ。今回は山岳地帯や高原に住む動物たちにスポットを当てる。ヒマラヤ山脈には高地に適応した様々な野生動物が生息している。生態系のトップに君臨するのがユキヒョウだ。その狩りの瞬間をとらえた貴重な映像を紹介。さらに地熱を利用して生きるヘビや、特殊な食生活を実現した2種類のパンダ、温泉に浸かる野生のサルなど、過酷な環境を生き抜く動物たちと出会う。
アジア各地の知られざる野生動物を紹介するシリーズ。今回は奇妙な特徴や風変わりな習性を獲得した動物たちを取り上げる。コモド島を代表する捕食動物コモドオオトカゲは、毒で獲物を仕留めるだけでなく、幼いコモドオオトカゲを餌食にする。またレンベ海峡にはモノマネの才能をもつタコが住んでいる。他にも大きな鼻が特徴のテングザルや芸術的な巣をつくるフグなど、一度見たら忘れられない奇妙な動物たちを紹介する。