ナショナル ジオグラフィック

潜入!超ド級マシンのリサイクル退職

原題: Inside Incredible Machines
潜入!超ド級マシンのリサイクル退職の写真

番組内容

世界を代表する機械の内部を探る全6話。内部構造と技術を詳しく見ることで、時代の象徴と称えられる巧みな設計を明らかにする。ホストは元NASAジェット技師のチャド・ズデニェク。解体チームによる巨大機械の分解に立ち会い解説する。ジャンボ機から石油掘削リグ、石炭発電所、ホバークラフト、C5ギャラクシーや航空母艦といった超弩級マシンはどんなパーツでできているのか。超巨大機械を解剖して機械工学を探求していく。

予告編

■60分×6話

エピソード

「 空の女王 ボーイング747 (原題: Jumbo Jet) 」

空の女王 ボーイング747 (原題: Jumbo Jet)の写真

元NASAジェット技師のチャド・ズデニェクが案内する、超巨大機械の内部の探検とそれを支える機械工学の探求。今回はジャンボの愛称で知られるボーイング747型機を600万個の部品に分解していくミシシッピの解体チームに密着して、内部構造と技術を詳しく見ていく。ボーイング747の原型機を開発した設計者たちやパイロットの話を聞きながら、なぜこの航空機が「空の女王」と呼ばれるにふさわしいかを探っていく。

「 石炭火力発電所の解体 (原題: Power Plant) 」

石炭火力発電所の解体 (原題: Power Plant)の写真

チャド・ズデニェクが案内する、超巨大機械の内部の探検とそれを支える機械工学の探求。1920年代は石炭による電力供給が発展して、現代アメリカの誕生を促した。ノースカロライナ州で1世紀近く電気を送り続けた石炭火力発電所が解体される時を迎えた。役目は終えたが、ボイラやタービン、発電機などは技術革新の歴史を示している。当時は画期的だった装置がスクラップになる前に記憶にとどめるべく、解体作業に参加する。

「 巨大ホバークラフトの解体 (原題: Hovercraft) 」

巨大ホバークラフトの解体 (原題: Hovercraft)の写真

元NASAジェット技師のチャド・ズデニェクが案内する、超巨大機械の内部の探検とそれを支える機械工学の探求。今回は世界最大のホバークラフトの解体に立ち会い。この20世紀を代表する乗り物に隠された巧みな技術革新を明らかし、さらにどのように21世紀に受け継がれているのかを見ていきます。またサンディエゴに行き、アメリカ海軍のホバークラフトが世界中でどのように戦い、あるいは人々を救っているかを探っていく。

「 北海油田の掘削リグ (原題: Oil Rig) 」

北海油田の掘削リグ (原題: Oil Rig)の写真

チャド・ズデニェクが案内する、超巨大機械の内部の探検とそれを支える機械工学の探求。1970年代に石油の生産を開始したイギリス領北海の石油プラットフォーム、ブレントデルタ。この石油掘削リグは産油量が減少した後、天然ガスに転換したが生産を終了。海上からイギリス北東部沿岸へ引き揚げて解体する。重量級の海上プラットフォームの廃棄は環境面や経済面で問題になり得るため、今回の経験が役立つ日が来るだろう。

「 超大型輸送機C5ギャラクシー (原題: C5 Galaxy) 」

超大型輸送機C5ギャラクシー (原題: C5 Galaxy)の写真

1968年当時、世界最大の輸送機として登場したC5ギャラクシー。どの航空機より多くの貨物を積み、どんな場所にも着陸する能力を持つC5は、以来半世紀にわたってアメリカ軍の重要な戦力になってきた。今回チャド・ズデニェクが案内するのは解体して廃棄するのではなく、さらに20年現役を続けるために整備される姿。その過程で、この超大型輸送機が「空の王」として君臨するにふさわしい5つの主要技術を明らかにしていく。

「 ニミッツ級空母カール・ヴィンソン (原題: Aircraft Carrier) 」

ニミッツ級空母カール・ヴィンソン (原題: Aircraft Carrier)の写真

ニミッツ級空母は1番艦の就役が約40年前であり、今では新型の空母に代わられつつあるが、それまでは第一線にいなければならない。今回チャド・ズデニェクはサンディエゴの基地に帰還中の3番艦カール・ヴィンソンに5日間滞在し、隊員たちと共に過ごす。空母が重要な任務に就く際、正常な運航ができるようにクルーは準備を整え、F18戦闘機のパイロットは訓練を続ける。アメリカで最も驚異的な空母の心臓部の技術を紹介する。

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