貨物から見つかった灯明用のロウソクにメタンフェタミンが詰まっていた。どうやら“ママ”と呼ばれる人物が取りに来るようだ。果たして“ママ”は現れるのだろうか? 一方、マイアミ国際空港では、取締官に日常的な質問を投げかけられたことで反抗的な態度をとる乗客が現れた。知られたくないやましいことがあるのかもしれない。JFK国際空港では、食品に隠された麻薬を見つけるべく、シロップ漬けの食べ物と格闘することに。
空港に残された不審な荷物からコーヒーの袋が見つかった。そこにコカインが隠されていたのだ。同じ出発国の便を一斉に捜査することに。また、野生の鳥や絶滅危惧種のウミガメの甲羅などの密輸も取り締まっていく。ある空港従業員が麻薬密輸に関わっているとの情報が入った。従業員の拘束はもちろんのこと、共謀した組織に関する情報を得るべく、捜査局はニューヨーク州で最も危険な街に乗り込む。緊迫の捜査が始まろうとしている。
ドミニカ共和国からニューヨークのJFK国際空港に降り立った女性乗客。税関・国境警備局の取締官からの質問をかわそうと不審な態度をとり続けるが、体内にコカイン2袋を入れていることが判明する。袋が少しでも破れれば死に至る危険な状態である。そんな一刻を争う状況の中、なんとか袋を摘出し、女性の身柄を拘束することに成功。一方、アトランタでは国土安全保障捜査局の捜査官が25キロものメタンフェタミンを押収する。
アトランタ国際空港に怪しい貨物が届くとの情報が入る。アフリカのガーナから届いた貨物の中身は大きなゾウの木像だった。腹の辺りには穴が開けられた痕跡がある。取締官らはドリルを使って内部を確かめることに。果たして、一体何が隠されているのだろうか。マイアミ国際空港では、乗客がコカインを体内に隠して運んでいた。すぐに病院に移送し、吐き出させたところ、なんと85個もの包みを飲み込んでいたことが判明する。
毎年、国境を越えてマイアミ国際空港に届く郵便物の数は膨大である。今回はコカインが隠されたケーキ2箱が見つかる。密輸のルートを解明すべく、配達先を追うことに。一方、JFK国際空港では、税関での申告をせずに多額の外貨や高価な品物を国内に持ち込もうとする乗客が後を絶たない。ブランドものの品物を多数所持した女性や多額の小切手を所持した男性など、深刻な問題となっている。違法行為の取り締まりに終わりはない。
マイアミで開催されるスーパーボウルを前に、世界中からファンが訪れパーティーを楽しむ。そこでひと儲けを企む人間もいるのだ。薬物や人身売買の取り締まりはもちろんのこと、国際郵便で届くグッズの模倣品の摘発にも当たる。一方、アトランタでは、車のバッテリーに隠されたヘロインの捜査に乗り出していた。ニューヨークでは、運び屋が体内にコカインを隠していないかを確かめることに。体内に薬物があれば、危険な状態である。
ジョージア州アトランタ。メキシコから密輸された大量のメタンフェタミンがある民家に保管されている疑いが強まる。そこが麻薬密輸組織の拠点になっているという。大勢の捜査員を投入した大規模捜査が始まった。一方、マイアミ国際空港では、野生生物の密輸が後を絶たない。18個の箱の中から出てきたのは、アジアで高級食材として珍重されている、おびただしい数のサメのヒレだった。多様化する違法行為との戦いに終わりはない。
近年、コロンビアから訪れる乗客が液体で薬物を持ち込むケースが増加しているという。取締官らは警戒を強め、取り締まりに当たっている。ドミニカから一人で来た高齢の男性が体内に麻薬を隠し持っている可能性があり、X線検査を要請することに。一方、国際郵便施設ではダークウェブで購入されたと思われる薬物が発見される。薬物が隠された小包の1つをニューヨークの受け取り店舗に届けることで受取人、更には組織の摘発を狙う。
ニューヨーク、マイアミ、アトランタの国際空港に降り立つ何百万人もの乗客に紛れた運び屋が運び込む危険な密輸品。近年、アメリカでは規制されている処方薬が海外から持ち込まれるケースが後を絶たない。ジョン・F・ケネディ国際空港では車イスの高齢者が大量の偽造バイアグラを持ち込もうとしていた。アトランタ国際空港には靴底にコカインを隠した乗客が現れる。マイアミではカリブ諸国から船で大量の麻薬が密輸されている。
JFK国際空港に中東地域からヤーバと呼ばれる薬物を持ち込もうとする乗客が現れる。マイアミ国際空港ではトリニダード・トバゴ宛てのスピーカーの中に隠された違法銃器が見つかる。そして、全世界を襲った新型コロナウィルスの影響で空路の利用客が激減すると、陸路での密輸が増加していく。メキシコとの国境にあるノガレスの検問所では、探知犬の活躍で、改造されたトラックの床下から過去最大規模の違法薬物の押収に成功する。
新型コロナウィルスが猛威を振るったことで、麻薬を体内に隠して、あるいは身に着けて密輸しようとする運び屋が増加している。メキシコから入国した男性はフェンタニルの錠剤を体内に隠していた。JFK国際空港では、エクスタシー錠が入った小包が発見される。過剰摂取による死者が後を絶たない非常に危険な薬物であり、ダークウェブを介した流通が社会問題となっている。組織を摘発すべく、小包の宛先に家宅捜索をかけることに。
メキシコとアメリカの国境にある検問所。2人組の男性が尋問を受け、麻薬の所持を自供する。ところが身体検査をしても薬物は見つからない。一体どういうことなのだろうか。ニューヨーク・ニュージャージー港では、積み荷であるコンテナの中に忍び込む不審な運転手の姿が監視カメラに捉えられる。取締官が調査に乗り出す。一方、ジョン・F・ケネディ国際空港では、貴重な古代美術の密輸を食い止めるべく奮闘する取締官を追う。
税関・国境警備局はメキシコとの国境検問所で、コロナ禍で増加する薬物の摘発に追われていた。車の下に磁石で付けられた7キロのフェンタニル、エアフィルターボックスに隠された4キロのフェンタニルなど、薬物は次から次へと見つかる。ニューアーク湾では、密航者を捕まえるべく、巨大なコンテナ船内で捜索を始める。その頃、空港の検査施設では、速達小包の中に巧みに隠されたエクスタシーとケタミンの押収作業が進んでいた。
メキシコとの国境にあるテキサス州の検問所。取締官が目を付けたトレーラーにはアクリル塗料の入った容器が500個ほど積み込まれていた。手に持ってみると、一部、他より軽い容器がある。不審に思った取締官がフタを開けてみると、中に入っていたのは白色の塗料ではなく、透明な液状のメタンフェタミンであることが判明する。一方、ジョージア州では、エアコンの室外機のコンプレッサーにメタンフェタミンが詰め込まれていた。
カリフォルニア州では車両に麻薬を隠した密輸が増えている。麻薬密輸の情報を得た国土安全保障捜査局は容疑車両の尾行へと乗り出す。メタンフェタミンの精製工場と思われる施設にたどり着く。即座に決行される突入作戦は果たして成功するのだろうか?一方、国境の検問所では何も知らないドライバーに麻薬を運ばせる事件が増加していた。そして、アトランタ国際空港でアメリカの農業を守るべく奮闘する農産物専門家の活躍にも密着。