歴史学者のベタニー・ヒューズが、古代エジプトを代表する秘宝トップ10を紹介する。人間の胴体とライオンの頭を持つ謎の建築物・大スフィンクス、古代の言語が刻まれた石板とその解読に挑んだ考古学者たちのドラマ、大掛かりな移築プロジェクトにより伝説的な存在となった神殿、3000年前に起きた女王クレオパトラをめぐる骨肉の争いとその逸話を語り継ぐ神殿など、驚くべき秘宝の第10位から第5位までをお届けする。
古代エジプトを代表するすばらしい秘宝の数々をランキング形式で紹介。今回は、いよいよ第4位から第1位の秘宝が登場。普段は見学することのできない場所にも立ち入りが許可され、その魅力に迫る。首都の中心地に置かれ、多くの権力者を魅了した神殿や、盗掘を防ぐためにさまざまな工夫や仕掛けが施された王の墓、古代エジプトで最も有名なファラオの美しい財宝コレクション、ギザにある世界有数の巨大建築物をめぐる。
今回はイタリア南部の古代都市ポンペイから秘宝トップ10を紹介する。ベスビオ火山の大噴火という未曾有の悲劇に見舞われたものの、降り注いだ灰によって古代ローマ時代の秘宝が守られ、当時のままの姿を保っている貴重な都市である。ショッピング通りとして栄えたアボンダンツァ通りや、人々の交流の場となった公衆浴場など、第10位から第6位の秘宝が登場。古代ローマ時代の遺物を紹介しながら、時が止まった街の秘密に迫る。
前回に引き続き、ベタニー・ヒューズがベスビオ火山の大噴火に見舞われた古代都市ポンペイをめぐり、街を代表する秘宝の第5位から第1位を紹介する。危険な塗料で描かれた世界的に有名な芸術作品には、女性たちの意外な姿が描かれていた。さらに、街の闇を象徴する娼館、残忍な娯楽が行われた闘技場などが登場。また、悲劇をもたらしたベスビオ火山を上空から眺め、ポンペイの人々がどのようにして命を落としたのかに迫る。
今回のテーマは古代エジプトのミイラ。トップ10のうち第10位から第6位を紹介する。広大な砂漠とナイル川の間で繁栄した古代エジプト文明は、見事なピラミッド、神殿、そして隠された墓などの魅力的な秘宝を数多く残した偉大な文明だが、当時の様子を最も生き生きと伝えてくれるのはミイラに他ならない。強大な権力を握った王や、優れた技術で美しい姿を保つミイラ、殺人事件の被害者など、古代エジプトの様々なミイラが登場。
前回に引き続き、古代エジプトを代表するミイラをランキング形式で紹介する。男性社会で大きな権力を手にするも歴史から消された女王や、人々に最も嫌われたファラオ、さらに王宮で企てられた陰謀により暗殺されたファラオのミイラなど、トップ10のうち第5位から第1位が登場。大エジプト博物館の研究所では、普段は見ることができない貴重な財宝の保全作業を通して、古代エジプト人の技術力の高さを目の当たりにする。