考古学者アラン・マカが地球最大の人工構造物とも言われる、中国の万里の長城を調査する。総延長は地球半周分ともされる壮大な城壁は誰が何のために築いたのか。戦国七雄の時代から明王朝の時代に至るまで、中国の歴史そのものとも言える長城の秘密が、最新の衛星画像と最先端テクノロジーによってついに明らかになり、当時の姿そのままに、私たちの目の前によみがえる。
考古学者アラン・マカが、最近発見された4000年前の巨大都市の謎に迫る。マヤ文明の図柄にも似た彫刻や、かつてない規模の処刑の痕跡などが発掘され、中国の古代史を塗り替えたこの文明は、なぜ500年の繁栄の後、突如姿を消したのか。天変地異によるものなのか、それとも戦争によって荒廃した末のことなのか。アランと彼のチームは、その謎を解くヒントを探すため、同じく失われた古代の都市を調査する。
考古学者アラン・マカは失われた伝説の都市、上都を調査するため内モンゴルを訪れる。探検家マルコ・ポーロが「東方見聞録」に記したフビライ・ハンの華やかな都の遺構は、現在はほとんど残っていない。しかし衛星画像と最先端のテクノロジーを使えば、上都の秘密を解き明かし、当時の人々の暮らしや豪奢な宮殿をよみがえらせることも可能だ。壮大な都市の全容と、その繁栄の理由に迫る。