大西洋で熱帯低気圧が発生。カリブ海の島々とアメリカ東海岸に危険が迫る。やがて熱帯低気圧は、最大勢力であるカテゴリー5のハリケーン「ドリアン」へと発達。史上最強クラスのハリケーンが、バハマ諸島とフロリダ東海岸を直撃する。北へ向かって進んだハリケーン「ドリアン」の進路にいた人々は、どんな体験をしたのか。数多くのカメラが、臨場感あふれる生々しい様子を捉えた。
大西洋上で発生した低気圧が徐々に勢力を増し、ハリケーン「フンベルト」となって猛威を振るう。この自然の脅威の動きを予測するのは難しい。直撃するのはメキシコ湾か、フロリダか。ハリケーン・ハンターと呼ばれる空軍機は嵐に突入し、データを収集。その進路を予測する。進路にあたる地域の人々はどのようにして巨大ハリケーンに備えるのか、また、その怪物が過ぎ去ったあとの爪跡とは?迫力あるリアルな映像で、その脅威に迫る。
24時間以内という異例のスピードで熱帯低気圧から台風へと発達した「ハギビス」。向かう先には人口の密集する東京が…。日本に甚大な被害をもたらし、さらに「ハギビス」は、タラバガニ漁が行われる北の海、ベーリング海へと向かう。漁船、商船、軍艦、巡視船、さらには気象機関に設置された番組のカメラが、「ハギビス」の脅威を捉えた。
ハリケーンが多発するメキシコ湾の沿岸には多くの住民が暮らし、海では漁業や石油の採掘が行われている。今回は、メキシコ湾を襲うハリケーンや熱帯暴風雨と、その脅威に立ち向かう人々に密着。危険を冒して漁をする漁師たちや、石油プラットフォームの作業員、そして、気象観測のブイロボットを管理する沿岸警備隊の隊員たちの日常に迫る。また、飛行機で嵐の中に突入するアメリカ海洋大気庁の職員の仕事も紹介する。
台風「カンムリ」の脅威にさらされたグアム島では、アメリカ国立気象局や沿岸警備隊が、人々の安全を守るべく奔走していた。また、ハワイにあるアメリカ軍の合同台風警報センターでも、職員たちが気象衛星の画像などをもとに太平洋の台風の動向に目を光らせている。そして、フィリピンでは、漁師たちが迫り来る嵐に立ち向かう。さらに、ストームチェイサーのジョシュ・モーガーマンが台風のリアルな被害を伝える。
アメリカ大西洋沿岸は、冬の間「ノーイースター」と呼ばれる冷たい嵐が猛威を振るう。メキシコ湾からの暖かい空気と、北からの冷たい風がぶつかるためだ。しかし、冬にシーズンを迎えるホタテやロブスター漁の漁師たちは、危険を覚悟で、海に出るしかない。進路に入った漁師はどのようにしてノーイースターに備えるのか、またその怪物が残した爪跡とはどんなものだったのか?船乗りたちが捉えたリアルな映像でその脅威に迫る。