「出エジプト記」で、モーセは奴隷となっていたイスラエルの民を率いてエジプトから逃れる。海に追い詰められたモーセが手を上げると、海が割れて海底に道が開けたのは有名な話だ。果たしてこれは実際に起きた出来事なのか。科学者アルバート・リンがエジプトの古代都市跡を訪れ、世界的な考古学者や聖書学者の協力を得て関連のある地を回り、最新鋭の衛星技術を駆使して当時何が起きたのかを解明する。
神の怒りに触れて滅ぼされたという背徳の街、ソドムとゴモラ。神は天から硫黄の火を降らせ2つの街を滅ぼした。聖書の中でも最も恐ろしいとされる物語は、教訓を伝えるための作り話か?それとも基になった出来事があるのか?物語の起源を探るため冒険家で科学者のアルバート・リンが聖地へ向かい宇宙からの視点で謎に迫る。美しい古代都市や自然の力がみなぎる地を訪れたリンの前に大惨事の痕跡が顔を出す。