ペルーのリマにあるホルヘ・チャベス国際空港では密輸を阻止しようとする麻薬取締官の奮闘が続く。スペイン便で改造されたスーツケースに隠されたコカインが発見されたかと思えば、ラベルのないレトルトパウチの中からもコカインが見つかる。違法行為は後を絶たない。他にも珍しいペットを持ち込もうと試みるカップルや手渡された荷物が麻薬ではないかと不安を募らせる女性など、ホルヘ・チャベス国際空港での緊迫の現場に迫る。
ペルーのリマにあるホルヘ・チャベス国際空港では、麻薬取締局の取締官が国外への麻薬の流出を水際で食い止めている。ある容疑者がなかなか見つからず、空港中を捜索することに。すると思わぬ場所でくつろいでいた。横柄な態度の運び屋だが、出てきた麻薬に自らも驚くことに。ある青年はノルマの量を運ぼうと知恵を絞る。コーヒーを手放せないという挙動不審な女性。運び屋はあの手この手で取締官の目をかいくぐろうとする。
ペルーのリマにあるホルヘ・チャベス国際空港で、国外へのコカイン流出を阻止するため、日々奮闘する取締官。一緒に旅行しているわけではないという元夫婦の男女だが、同じスーツケースを所持し、中からはコカインが出てくる。荷物から白い粉が見つかった乗客。簡易検査の結果は陰性だが、取締官は詳しく調べることに。他にもスーツケースの持ち手にコカインを隠す者、体内に35を超えるコカイン入りの袋を隠す者なども摘発される。
食品のパッケージに大量のコカインを隠し持っていた男性が逮捕された。どうやらこれが全部ではないらしい。取締官が目を付けた年配の女性は、改造されたスーツケースに薬物を忍ばせていた。麻薬密輸の罪で捕まった女性は、麻薬の運び屋だけでなく別の仕事もあてがわれるはずだったと言う。所持していた薬物は個人使用のためだと言い張る若者や、荷物を紛失したと主張する男性など、運び屋は様々な言い訳で罪を免れようとする。
女性がX線検査に引っかかった。胴回りに不自然な膨らみがある。女性はガードルを着けているだけだと言うが、補正下着にしてはおかしな点がある。永住権の取得を希望する男性はブラジルで生まれた子供の出生証明書を所持していた。ところが子供の誕生日は男性の入国から3ヶ月後となっている。また、犯罪組織のメンバーと思われる男女が麻薬を運んでいるとの情報が入る。法の目を逃れようとする人々と連邦警察の攻防は終わらない。
マドリード行きのフライトに運び屋が3人も乗っていた。偶然なのだろうか。妊婦が奇妙な印が押されたコカインを隠し持っていた。大量の偽物ブランド時計を荷物に忍ばせた女性2人も摘発される。3人の中国人渡航者は不法滞在目的を疑われている。入国審査を拒否して座り込むエチオピアからの3人組だったが、彼らのかたくなな態度には知られざる事情があった。犯罪を企てる者と連邦警察の終わりなき争い。油断は許されない。
2人の男性が麻薬密輸の容疑で捕まった。スーツケースにはコカインのブロックが大量に詰められており、合計で30キロを超す押収となる。ある妊婦は急に旅程を変更して帰国した。怪しんだ警察官が荷物検査を行うが何も出てこない。女性は何か隠しているのだろうか。アフリカからブラジルへの不法入国は絶えない。中には壮絶な計画をする者も。また、下着に麻薬を隠して出国しようとした女性の口からは悲しい動機が語られる。
ハネムーンに出発予定の新婚カップルが衣服の下に麻薬を隠していた。新妻は夫の愛に疑問を抱く。自分は無実の正直者だと涙ながらに訴える女性。ふてぶてしい態度でシラを切り通す若者や麻薬の密輸容疑で捕まった者たちの反応は様々だ。また、入国時にアフリカから兄弟に会いに来たと言う男性とその恋人に疑いの目が向けられる。ウソではないことを確かめるために兄弟を捜すが一向に見つからない。男性の話は本当なのだろうか。